ムツェンスク郡のマクベス夫人 | キャリーのブログ

ムツェンスク郡のマクベス夫人

先日、同じジムのおじさまに誘われ、上記のようなオペラを観に行きましたニコニコ


オペラなんてはじめてっビックリマーク

映画に出てくるように、上流階級の人たちの社交場で、無縁のものだと思ってました

はっきりいって、まるで知識なし

一緒に行ったおじさまに、本やDVDは借りたものの、本は読破できず当日に挑む


あらすじ

無断借用

すみませんあせる


・カテリーナ…大富豪イズマイロフ家のとこに嫁いだ若妻。
・セルゲイ…イズマイロフ家の若い使用人。好色一代男。
・ジノーヴィ…イズマイロフ家の当主でカテリーナの夫。
・ボリス…ジノーヴィの父で、イズマイロフ家の先代当主。セクハラ担当。

カテリーナは地方の富豪イズマイロフ家に嫁いできたけど、仕事で忙しい夫ジノーヴィは単身赴任だし、先代当主の舅ボリスはとんでもないセクハラ親父だった。

うんざりしていたカテリーナのもとへ現れたのは、ワイルドな魅力全開の若い使用人セルゲイ。女中たちの間でもウワサの男。前の奉公先では奥様と不倫したのがバレてクビになったとか、危険な香りがぷんぷんする。

イズマイロフ家で働き始めたセルゲイは、さっそく女中をレイープしてお楽しみなご様子。
やがて、カテリーナのところへも夜這いにやってくる。
一応抵抗するものの、「だめよだめよも好きのうち」なのか2人は結ばれてしまうわけです。

情事の後の帰り道、セルゲイは運悪くボリスと遭遇して不倫がバレてしまう。そこでカテリーナは「毒入りきのこ料理」でボリスをサツガイ!
続いて、突然帰宅してきた夫ジノーヴィもサツガイ!酒蔵に死体を隠します。「最近彼から連絡ないね~」ということで、夫は失踪したことに。

しかしイズマイロフ家に酒を盗みに入った男が、酒樽からごろんと死体を発見。
あえなく、カテリーナとセルゲイは逮捕されてシベリアに送られることに。

それでもカテリーナのロマンの中ではまあ、禁断の愛を貫いて愛する人と流刑されるならそれもまたよしということなんだが、シベリアへ向かう途中でふと気づいたらセルゲイはもう若い女囚ソニェートカとねんごろになっとる。さすがである。

このソニェートカという女がまた恐ろしいのだが、セルゲイに「あの人の靴下、あたしにちょうだい」と、愛の証としてカテリーナの靴下を要求する。「その靴下を俺にくれ!」と靴下フェチな展開の後、カテリーナはソニェートカを凍える河に突き落としてサツガイ!
自らも入水自殺をして果てます。セルゲイポカーン。
で、他の囚人たちが「俺たちに明日はあるんかのう」とぼやきながら終幕。

というように、とんでもねー作品です

オペラ初なので、一番驚いたことは、字幕が出ることあせる

そして生々しいこと

もっと華やかな、「ベルサイユのバラ」みたいなイメージだったんだけど、そんな事はないみたいです

レイプシーンでは実際服を脱がすし(といってもマッパにはならん)ガーン

ちなみに一緒にいったオジサマは、ドイツで実際にマッパになるものを見たらしい叫び

オペラ歌手って、歌手じゃなくて演技力や表現力や、そういう度胸も必要なのねショック!

オペラグラスで歌手を見ると、主役の女性はかなり大きかったあせる

音楽が、とか、声が、とか、そういうすばらしさはまるで分かりません

まぁ、ハマりはしないけど、また機会があったら行きたいと思います


いい経験でした



キャリーのブログ