映画「THE DANCER」

 

映画「THE DANCER」を観た。

伝説のダンサー、ロイ・フラーを描いた実話をもとにした映画だ。モダンダンスの先駆者として19世紀末のヨーロッパで新時代を切り開き、ロートレック、ロダン、コクトーら多くのアーティストに影響を与えた。

ロイ・フラー役のソーコの強さがある表情がよく、不屈の精神が滲み出ている。

 

 

 

一般的には、モダンダンスの先駆者はイサドラ・ダンカンと思っている人も多いと思う。ロイ・フラーとイサドラ・ダンカンは、よきライバルでもあり、全くタイプの違うダンサーだった。

 

ロイ・フラーは衣裳と照明装置とダンスをトータルでイメージしていく演出家タイプというかプロデューサータイプ。

イサドラ・ダンカンは、ただ身体ひとつで自由に踊る全く対照的な二人で、それぞれに素晴らしいダンサーだ。

このイサドラ・ダンカンを演じているのが、リリー=ローズ・デップ。母親はヴァネッサ・パラディ、父親はジョニー・デップ。なんともいえないオーラがあり、チャーミング。

 

そろそろ東京での上映は終わりになるので、まだ観ていない方はお早めに!音譜

 

 

 

もう半年終わっちゃう・・

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早くも今年も半分が終わってしまいそうですね。

 

今年の前半は家のリフォームにずいぶん時間をとられてしまい、あれよあれよという間に半分が終わってしまいそう。

 

30年溜め込んだ荷物を断捨離するところから始まり、捨てても捨てても減らなくて、、、(^^;;

約3ヶ月半の仮住まいからGWに戻ってきました。

 

戻ってきたら落ち着くかと思いきや、度重なる引っ越しがあったためずれ込んでいた仕事に追われ続けております。

取りあえずしまった荷物が、そのままになっているのが気になりつつも、ともかく秋頃までは目をつぶり、ゆっくりと暮らしやすいように楽しみながら整えていきたいと思います。

 

いま流行のスケルトンリフォームだったので、すっかり様変わりした我が家、忙しいときこそなおさら気分が変わって気持ちいいですね〜。

何もかも新しくなって、あとはパートナーだけね〜、と元気だからこそお互いに笑い合える今日この頃。(^^;;

 

 

すっかりアップっするのが遅くなりましたが、心待ちにしていたピナ・バウシュの「カーネーション」を観ました。

 

 

 

 

ピナバウシュウッバタール舞踊団「カーネーション」の日本初演は1989年。世界初演は1982年。

ピナの作品はどれも多くの人に衝撃を与え、伝説として語り継がれている。この作品は代表作の一つだが、私は当時この作品を観そびれていたので初めて観たワケだが、いま観ても決して色あせることのない素晴らしい作品だった。初演を観たらさぞやショッキングな舞台だっただろうと思う。

 

カーネーションを舞台いっぱいに敷き詰めた写真はよく見ていたのでイメージはできていたものの、ナマで見るとそれだけで圧倒されてしまった。ピナは本当に空間の扱い方が大胆で美しい!

 

ピナの作品は「愛」がテーマになっていることが多いが、ピナ自身がダンサーを大切にし愛しているからこそ、振り付けを押しつけるのではなくダンサーから引き出していけるんだろう。

 

ピナの作品には時々あるが、今回もセリフが多くしかも日本語でのセルフがとても多かった。ダンサー達はたいへんだっただろうと思うがやはり親近感が沸く。ピナはそんなお茶目なサービス精神も旺盛で、緻密な演出で我々を魅了する。

 

ピナ自身が踊った最後の舞台を思い出しながら、あらためてピナの存在の大きさを思った。20世紀のダンスシーンのみならず様々なジャンルの方達へも影響を与えたピナバウシュの作品を、いつまでも再演し続けてほしいと願っている。

普遍的なピナの問いかけは、どんな時代でも観客の心に刺さってくるのだから。