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テーマ:宗教画と聖書・ギリシャ神話
Tue, March 07, 2006

オフェーリア/ミレー

       オフェーリア

宗教画でも、ギリシャ神話でもないんだけど・・


娘に好きな絵はなあに?と聞いたら 

ミレーのオフェーリア!

といったので探してみました 

確かに・・・本を読んで、この絵を見たら・・・

こんなに作品とマッチした表現の絵があるんだ・・・と

惚れ惚れしてみた作品の一つでもありましたっけ・・・



ハムレットに彼女のパパを殺され、気がふれてしまい

花を摘みに行って川岸で足を滑らせ 

溺死したというオフェーリア



生きていた頃の苦悩は消え去り、

むしろ 描いていた夢の世界にでもいるような美しい顔です




シェイクスピアのハムレットを読んでいたら、

このシーンが容易に想像できるかもしれませんね


あまりに有名なので、うだうだ書くと野暮ですね

私・・・これ映画でメル・ギブソンがハムレット演じるって聞いたとき


いや・・・あなた、キャラちゃうやろ!

と突っ込みを入れながらも、オフェーリアの

美しさと純粋さに引き込まれて、まあ、とんとん・・ね

なんてわけのわからないことを一人でぶつぶつ言っておりました




シェイクスピアは必ず、たくさんの人があまりにも簡単に

死ぬから、スキじゃないけれどね・・・



彼女の静かな死の意味と重さは、うだうだ、自分の考えや行動を

解説しながら正当化していくハムレットとは


比べ物にならないほど美しい



本当の狂気はハムレットで、

オフェーリアはただのハムレットの

わがままな振る舞いの被害者に見える



ミレーの描いたオフェーリア(↑の絵)こそ、

このハムレットという作品の一番のクライマックスに思えてなりませんです



ハムレットはオフェーリアというタイトルにすべきだっ! 


と・・・一人、思っています

亡くなる直前まで摘んでいたという小花が、

オフェーリアの胸元を飾るように浮き

手向けられた花のようで美しいけれど悲しい


****************************************
 画像は

   「オフェーリア」

   ジョン・エヴァレット・ミレー 

   1852年

    テートギャラリー

****************************************

Mary Bray Pipher
Reviving Ophelia: Saving the Selves of Adolescent Girls

河合 祥一郎
謎解き『ハムレット』―名作のあかし

シェイクスピア, Shakespeare, 野島 秀勝
ハムレット

W. シェイクスピア, William Shakespeare, 松岡 和子
シェイクスピア全集 (1) ハムレット


ビデオメーカー
ハムレット〈デジタルニューマスター版〉
↑はローレンス・オリビエ版のハムレットね

   

テーマ:宗教画と聖書・ギリシャ神話
Fri, February 10, 2006

『カンジャーニの聖家族』/修復後

      canig  


これが、昨日ご紹介した絵の修復後の絵・・・だそうです


どうでございましょう、このお色の違い・・・


しかも雲とプットまで書き足されています

なんででしょうね・・・


英語の解説なのでよくわかりませぬが・・・


空に関しては、空をゆがんで見せていた、

青いオーバーペイントを取り除くと

ラファエルの独特の考えであるプットがある・・・?

いったいどういう意味かアホな私にはわかりませんです・・・


すみません


この絵は ラファエロが独自で学んだという、ミケランジェロや

レオナルド(おそらくビンチ村の)からの技法を融合させてあるそうで

配色も去ることながら、ここに描かれている人物の配置は

見守っているように描かれているヨゼフを頂点として

下にマリアとエリザベツを配置し、三角形に 

調和をもて構成されています


このことは、

「ヨゼフのイエスの養父としての重要性を示している表現」

とされ

1500年以降のカトリックにおける、ヨゼフの崇拝の増加に一役

買っているそうです



 ********************************************
  画像は
     
     『 カニジャーニの聖家族 』

    1507
    ラファエロ
    絵画美術館/ミュンヘン

 

********************************************

 参考資料:CGFC

      
クラウディオ メルロ, Claudio Merlo, 坂巻 広樹
ルネサンスの三大芸術家―ダ・ヴィンチ、
ミケランジェロ、ラファエロをめぐる物語

 

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テーマ:宗教画と聖書・ギリシャ神話
Thu, February 09, 2006

『カンジャーニの聖家族』/ラファエル

聖家族  

 

 

聖家族とエリザベツとヨハネの絵ですね

この絵・・実は修復前のものだそうで・・・

私は・・絶対にこっちの方がスキ

 

 

1982年にされた 修復後の絵は明日にでも

 

ご紹介いたします

同じ絵とは思えないくらいの変容です


そこまでやるか・・・てなくらい・・・



このえは一番上にいるのが、イエスの養父のヨゼフ

座っているのが、マリアとエリザベツ

ヨゼフは杖をもって、みんなを見守っているように見えますね




イエスとヨハネは 手にリボンのようなものをもって遊んでいます・・

って・・・何か書いてあるので、かなり拡大してみてみたけど

読めませんでした

 

そして、不思議なのが↑の絵のマリアの左足からイエスの左足

エリザベツの右ひざから、絵の左の衣服の裾まで一直線に

うっすら見える茶色い線


よおくみると、ヨハネの足の下の暗がりにもあります

見方によっては何かの『台』に見えるけど

マリアの衣服が変色しているようにも見える

そして エリザベツのところでは、きれいにフェイドアウトしてます


何か意味があるものなのか・・・

長い年月を経るうちに変色したものなのか

 

みればみるほど不思議な見え方してくるんだよ


って・・他のたくさんのサイトの絵をみたら、これないのよ・・

なんでこれだけ??ちょっと謎だわ・・・

 

 

タイトルのカンジャーニてのは

メディチ家の遺産?の収集をしていた人の

名前だそうです


********************************************
  画像は
     
     『 カニジャーニの聖家族 』

    1507
    ラファエロ
    絵画美術館/ミュンヘン

 

********************************************

 参考資料:CGFC

 

 

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テーマ:宗教画と聖書・ギリシャ神話
Mon, February 06, 2006

『フォリグノの聖母子』/ラファエロ

      forigno  


天使の雲から生まれた?聖母子は

周りにいる聖者を支配している・・・の図だそうな


ああら・・本とだ・・・

よおくみると、上部の雲には無数の天使が描かれています


雲が天使を形成しているってかんじかなあ




一番左が葦の十字架もっているご存知、

洗礼者ヨハネ

おっと・・・またこのイエスとの年齢差・・・

おもしろいですね

何か理由があるのかなあ~

どなたかご存知でしたら是非教えてくだされ



その下の地面を指差しているのが聖フランシス


そして、赤いローブの男性が、コンティ(誰だろう?)

そして一番右が聖ジェローム

だそうな


一番下の愛くるしい天使がもっているのは

『奉納の銘』(なんだそれ?)

を運ぶための 小さな額(ますますわかりません)


天使とヨハネの間の奥に遠景として描かれているのは

チギ宮殿で

稲妻か爆発による閃光を受け奇跡を祝う?ように

表現して描いてほしいという依頼者の希望に沿ったものだそう


これはチギ宮殿にまつわる伝説に基づいたものでもある




ということでございますが・・・


なんで、閃光を受けたことが奇跡なのか・・・

はわかりませんでしたわ 




バチカン博物館に現在あるというこの作品

1799年に、一度、ナポレオン軍に盗まれて

1815年にまたバチカン戻ったそうな


縦3メートル20センチもある大作だそうです


それにしても、マリアと、イエスの表情が昨日の

システィナのマドンナとはうってかわって

穏やかなこと・・・




バチカンへ行く機会のある方はぜひ、

プットや聖者と一緒に

マリアとイエスを見上げてきてください

**************************************
      画像は

     『聖母子像』

     1511-12
     ラファエッロ
     絵画室(博物館の一部)/ バチカン
**************************************

 
オラーツィオ ペトロジッロ, Orazio Petrosillo,
石鍋 真澄, 石鍋 真理子
ヴァチカン市国

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テーマ:宗教画と聖書・ギリシャ神話
Fri, February 03, 2006

『システィナの聖母』3/ラファエロ

   サンシストの聖母 ラファエッロ     

同じ絵何回も使ってすみません

この絵、実は、マリアとイエスの表情について、

とても議論されていたそうです


その有名さとミステリーは専門家達の間では

モナリザと同じくらいだそうで・・・・





イエスの髪はくしゃくしゃ・・・なのに、目は一点を凝視し

とても、恐怖におびえた表情をしているように見えます


マリアも、前方をしっかり見つめ、

恐怖を感じながらも毅然とし、しっかりわが子を抱いて

立っていようとしている・・・ようにみえる・・・



そうですね・・・イエスのマリアに寄り添う姿は

何かにおびえているようにも見えます


マリアの表情は、大丈夫よ、あたしがいるから・・・

と今にも、恐怖で泣き出しそうなイエスを

自分も怖いけど・・

がんばってそれを見せまいと気丈にしているようにも見えますね




この絵はピアチェンツァでサン・シストの主祭壇のために、

ラファエロが

聖ユリウス(法王)から注文をうけて描いたものだそう

絵があった町は、1512年にバチカン国の一部になったとも書いてあります



プラーガーという評論家が示した最近の研究結果として

この絵のミステリーの鍵が、


この絵が置かれていた祭壇飾りが当初立っていた位置に

ある! と言う見解が発表されたそう



絵の左に立っている、じい様=聖シスクトゥスは、マリアを見つめ

前方を指さし、何かを訴えているように見えます


そのシスクトゥスが指を指し、

マリアとイエスが見据えて恐怖におびえている方向には

当時多くの教会が、S. Sistoの祭壇飾りの反対側(真正面?)に、

十字架像を置いて(立って)いたそうです。



聖母マリアと、イエスの顔の恐怖の表現は

将来、磔刑に会う、

イエスの死の光景に対するものではないかと

いう見解にいきついたということです



そう、つまり、聖シスクトゥスが指差しているのは

磔刑のイエスで、それを見つめ、恐怖におびえている

二人の絵ということになります





何百年もたってから、

その絵をここまで読解してしまう現代の人も

すごいけれど


おそらく、聖書の一節とかにはない、イメージとして、

たとえば

なんて言えばいいんだろう・・

自分の『死』のシーンを見ている・・・・というような

ありえない場面を・・・

そして、それを実際に置かれようとしている場所

(十字架とその対面に置かれる予定の絵であるということを

踏まえて)からの視線で描くというとんでもないアイデア



それを表現してしまったラファエロって、

やっぱり、今でも賞賛されて尽きないのは

当然なのかもしれないな~ と 

改めて思ったのでありました


彼の描く女性や子供の表情は、本当に意味深・・・ですね


******************************************

 画像は
       『システィナの聖母』

       ラファエロ
******************************************
  参考資料:サフラン・アーツ・コム     


ミケランジェロ, ラファエッロ, 芳野 明, 林 羊歯代
ヴァチカンのミケランジェロとラファエッロ

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テーマ:宗教画と聖書・ギリシャ神話
Tue, January 31, 2006

『システィナの聖母』2/ラファエロ

      サンシストの聖母 ラファエッロ

今日はまた戻って、この絵のことを少し・・・


ごらんのとおり、昨日ご紹介した女性がモデルではなかろうかと

言われているのが、この聖母のお顔だそうで

ラファエロの愛人だったお方といわれているそうです


構図は、左が歴代ローマ教皇に名前が

あがっている聖シクストゥスで、右の女性が聖バーバラ

聖人シスクストゥスは以前ご紹介した

 ・【バルダッキーノの聖母子】 という ラファエロが描いた

絵の中にも登場していましたね


この『システィナのマドンナ』はユリウス二世法王のために

イタリアでサン・シスト(神聖なシスティナ)

のベネディクティーヌ修道院教会の祭壇の亜麻色(茶褐色)の壁に

ラファエロによって描かれたそう


絵は、『システィナ色』として知られていたそうです


↑の絵はそこまで茶色っぽくないけど、

サイトによっては、夕暮れ時に絵をみてるんかいな・・

てなくらい、茶褐色の作品がみれます



1752年 ドレスデンの町では

どうしても手に入れたかった

『システィナのマドンナ』を購入するために、法廷で決議し

持ち主の修道士達と交渉を始めたそう


修道士達はそのころ、修道会の財政難で苦しんでいて

そのときには、絵の保全より、

受け取ることができるお金のほうに

興味を持たざるを得ない状況だったそうです


1年以上の交渉の末、【システィナの聖母】は

ドレスデンへ、25000スクードで売られたそうです


(25000スクード=その時代の町の全部の地区を作るの十分な金額だそう)


当時でもどんなに高価な絵だったかわかりますね



                    続く・・・・・


*************************************

   画像は

    『システィナの聖母』
    

    1513-14
    ラファエロ
    ドレスデン絵画館
**************************************
参考文献:Minako WatanabeさんのHP
      『the sistene madonna』
      ウェブ・ギャラリー・オブ・アート
      アイコン・アート

       
クラウディオ メルロ, Claudio Merlo, 坂巻 広樹
ルネサンスの三大芸術家―ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ
、ラファエロをめぐる物語


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テーマ:宗教画と聖書・ギリシャ神話
Mon, January 30, 2006

『ベールの女』/ラファエッロ

 1516 galleria palatina palazzo


美しいこの女性が昨日ご紹介した ・【システィナの聖母】

モデルとされている女性だそうです


とってもよく似ているなあ~ と思ってみていたら

やっぱり、ラファエッロが絵の制作活動をやめるまで

愛していた女性だそうで、ラファエッロの理想とする女性の

代表であるかもしれない・・・とされているそうです


ラファエロの描く女性らしく、毅然とした目つき

決して浮ついた気持ちでなんかラファエロのことを

見ていないように見えますね


高価そうなこの彼女がまとっている衣服の生地は

重たげでもありながら、繊細な美しいひだを造形し、

衣服からは今にも、衣擦れの音が聞こえてきそうです



彼女の肌も表情もそれに負けないくらい、美しく

滑らかそうで決して負けてはいません

どちらもまばゆいくらいに光沢を放っています


若さゆえの肌の美しさと布の美しさの競演ですね



ここまできたら、いっそのことベールももっと

よい生地かレースを描いてほしかった・・・

ちょっぴり質感の違う生地に残念だな~ と

思ったのでありました




                                                続く・・・・

******************************************
   画像は

     『ベールの女』
 

     1516-17
     ラファエッロ   

     パラティナ美術館/フィレンツェ
******************************************
参考資料:マイソピア
      ウェブアート ほか


      

アントニー メイソン, Antony Mason, 熊谷 淳子
人間美の追求―ルネサンスの時代 ミケランジェロ、
ダ・ヴィンチ、ボッティチェリ、ラファエロ、ブリューゲル、
ベラスケスたち

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テーマ:イタリア/フィレンツェ
Sun, January 29, 2006

『システィナの聖母』/ラファエッロ

   システィナのマドンナ ラファエロ


ラファエロの聖母子像の中でも一番有名であろう・・・と

解説に書かれていました 


なんでだろ~ と思ったら、一番下の天使君達ですね

      →   angel ラファエロ

私はなんてったって、ラファエロといえば、↓この聖母子!


(この間ご紹介した↓) これだと思ってたので

やっぱ、自分はずれてるな~ と・・・

      マドンナ  
         ↑これはフィレンツェのパラティナ美術館で見れます


この天使君たちは

ここのサイトのタイトルにも使わせていただいています

ありがとうございますです


フィレンツェの、確か、共和国広場の近くにですね・・

そうだなあ・・ 間口はあんまり広くないけど

おっそろしく天井の高い、

ファブリック屋?さんがあるんですけど

ここにおいてあるもの・・・ という物・・・・

このラファエロの絵に出てくる天使の絵だらけ!

カレンダーやら、ノートやら、バッグやら・・・クッションやら、

布やら・・・ タペストリー用のゴブラン織りのごっつい生地やら・・・

Tシャツももちろんございましたが・・

これはプリントがあんまりよろしくありませんように見えました

し、ローマとかのおみやげ物やさんにも置いてあるから

パスしていいかな


私は、ごっつい装丁のノートていうか・・・

本ぽいやつを3つ買ってきました


てかね・・・あんまり、お店に入り浸って・・帰りたくなくてね・・

お店にあるもの全部ほしい!とか言ってしまった手前

なんか買わなきゃな~ ということで、買っちゃった


って・・お話、 絵からそれとります


                    

このシスティナの聖母のお顔・・・

どこかで見たことあるな~

やっぱ、ラファエロが描く女性って、似た人いたりするよな~

と思ったらやっぱり おりました



                   続く・・・・・・・

 ・【もっと宗教画がみたい】 >>

**************************************

 画像は

      『システィナのマドンナ』

      1513-14
      ラファエッロ
      ドレスデン絵画館

***************************************

  

Hugo Chapman, Tom Henry, Carol Plazzotta
Raphael: From Urbino To Rome (National Gallery Company)

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テーマ:宗教画と聖書・ギリシャ神話
Tue, January 24, 2006

『三位一体』/ボッティチェリ

     ↓これだあれ? 

    三位一体 ボッテチェリ
                        ↑ヨハネ

今日は
 

 ・【聖母と魚1 ラファエロ作】
 ・【聖母と魚2 大天使ラファエルとトビアス/ ペルジーノ他】
 ・【聖母と魚3 トビアスと3大天使/ボッテチェリ】
 ・【聖母と魚4 トビト家と聖ラファエル/アッセレト】  
 ・【聖母と魚5 トビト家と聖ラファエル/レンブラント】  



の最後の

 【トビアスとラファエル】 をさがしましょ~ でございます

先に↑こちら見てね



まず、真ん中で磔刑にされているのがイエス

よおくみると、十字架の後ろに爺様らしき人が立っていて

さらによおくみると、

この十字架をの横の辺をこのお方が

両手で支えてるんですね


そして周りにはたくさんのプットたち

肩に羽が生えているのと

体を羽で隠しているようにもみえます

とすると、このプットたちは4枚羽か6枚羽のプット

ということは・・・かなり位の高い天使ってことに

なるんでしょうね



右に経っている葦の十字架もってる

人物はもうお分かりですね?


そう、何度もご紹介した洗礼者ヨハネ

イエスと見た目変わらない年齢のようでちょっと安心しますね


で・・・それにしても左でお祈りしている・・・なんか・・・

乞食みたいな・・

老人みたいな・・・・


私、このお方、いまだに信じられません

こんなお姿で描かれているのははじめて見ました・・

一体どなたと思われますか?

ヒントは・・・このお方にも光輪が・・みえまする・・




↑の作品は解説によると、この両脇の人物と、

聖ラファエルとトビアスによるの『聖三位一体』である 

と書いてあります



普通『三位一体』といったら

皆さんもよくお聞きする『父と子(son)と聖霊の・・・』と

言われるように、神が同時にそして永遠に3人の人物との

交わりとして存在すると述べられています


よく言葉だけじゃわかんないなあ~ と調べていたら

灯台もと暗し、ウイキペデイアに分かりやすい図があったので

お借りしてきました

 
trinity



そして、お待たせいたしました


このどなたか分からない、薄汚れたような左の人物の

左の足元の前あたりに・・

ちっちゃく描かれている二人・・

 【トビアスと聖ラファエル】絵だったんですね




これが、先日ご紹介した、

光輪やレースの金色の彩色がとても美しい



これでなんとなくすっきりしたような気もいたします

でも・・・三位一体の意味は分かっても

解説の意味はちょっとわかりませんでした

ごめんなさい



そして

↑で謎だった左端のお祈りしている人物はなんと

マグダラのマリアだそうで

目を疑ったのは私だけではないでしょう


悔悛した人物としてたたえられる前の姿として

描かれているんでしょうけど・・・



なあんか・・・・ね?


この絵の依頼主がマグダレンの修道女修道院で、

守護聖人がマグダラのマリアだったことから

この祭壇への飾り↑が注文されたそうです


そしたらもっと・・・・『春』に出てくるよなきれいな女性に

描いてあげたらよかったのにな~

でも↑の絵に花柄のドレスは似合わないか~

それにしても・・・

マグダラのマリア様・・一体何を身に

まとっていらっしゃるのでしょうか・・・

謎でございます


**************************************

   画像は 『聖三位一体』

      1491-93

      サンドロ・ボッテチェッリ
      コートールド会館/ロンドン
      


************************************
参考資料:カソリック・オンライン
       ニュー・アドベント
       カソリック百科事典
       マイ・パートン・セインツ
       ウイキペディア 他多数

       
       Chiara Basta
       Botticelli (Rizzoli Art Classics)



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テーマ:宗教画と聖書・ギリシャ神話
Fri, January 20, 2006

『聖母と魚』6→聖ラファエルとトビト/ボッテチェリ

            ボッテチェリ ラファエロとトビアス

ラファエルから、トビアスが

パパの盲目を治癒させる方法を聞いているシーン

ラファエルの左手には胆嚢が入った箱が載っている

真剣に聞き入っているトビアスの手にはまだ魚がいる

大きな画像で是非見ていただきたい一枚

光輪と、衣服のレース部分の『金』で描かれた部分が

本当に、風邪にゆらめいているように見えて途方もなく美しい




まず↓こちらからどうぞ


 ・【聖母と魚1 ラファエロ作】
 ・【聖母と魚2 大天使ラファエルとトビアス/ ペルジーノ他】
 ・【聖母と魚3 トビアスと3大天使/ボッテチェリ】
 ・【聖母と魚4 トビト家と聖ラファエル/アッセレト】
 ・【聖母と魚5 トビトと聖ラファエル/レンブラント】





自分の身分と、役割を全部告げた大天使ラファエルは

トビト家を後にして、天に帰っていきましたが

その後も、トビトは神に賞賛と感謝の祈りを捧げ続けたそうな



このお話はラファエルの言いつけどうり、書記として

したためられ、トビト外典として残っているそうです

その外典は、トビトが玄孫(息子のひ孫)に会うまで

生きることができたという、

幸せなニュースで終わっているそうです



なんともいいお話ですね~


そして、盲目から救われたトビトの美しい祈りが、

今でも聖的な執務のときに用いられ

トビアスとサラが、新婚初夜のときに祈った祈りが

多くの結婚式のミサで使われているそうです


特にサラの言った

"Have mercy on us, O Lord, have mercy on us,
 and let us grow old both together in health."
 

 トビト書7-10 


という言葉・・・いいですね~

7人もの夫候補に先立たれたんだもの・・・

悪魔の仕業とはいえ、

その思いはさぞ切実だったことでしょうね

トビアスとサラのひ孫を見るまで 

彼達も↑の祈りのとおりに仲良く暮らしたことでしょう・・・


 めでたしめでたし~



なんか、おとぎ話みたいね・・・





そうね~・・結婚したときはね・・・

そういう気持ちだったのよね・・

嘘偽りはないわ・・・

                    |電柱|ー ̄) へへ

                   

********************************************
   画像は

      『聖三位一体』   

      ・・・ふふふ・・

      不思議なタイトルでしょ? 
      どうして、これが三位一体でしょうね・・
      どうみても、トビアスとラファエル・・

                     続く・・・

      1491-93

      ボッテチェリ
      コートランド・インスティチュート・ギャラリー/ロンドン
**********************************************

参考資料: カソリック・オンライン
        ニュー・アドベント
        カソリック百科事典
        マイ・パートン・セインツ 他多数

     



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      Frank Zollner
      Botticelli
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