世界一のわがまま娘。
それは、イナホ・ヒトメボレでしょう
私は、あの子以上のわがまま娘を知りません
今日は、「マスターモスキートン」のお話をしたいと思います。
皆さんからは、あまり名前が出てきませんでしたが
イナホを演じている時の私は、じつは……
いくつかの葛藤がありました
まず、最初の収録の時に……
「うじゅー」って、言う癖があるんだよって言われて
普通の台詞よりも、「うじゅー」っていうのを練習させられた
でも、この「うじゅー」
プライベートでも、癖になりっ
よく使うようになるまで、好きになっていました
知っている方は知っている!
この癖は、あかほりさんの奥様の癖である
あかほりさん、ずっとお会いしていないけど、元気にしてるかな?
そして、モスキートン役の子安武人さん
この頃、「セイバーマリオネットJ」でも共演させていただいてたのもあり、迷コンビなどと言われていたりして
一番嬉しかったことは、子安さんにとって、初めての主役(モスキートン)のヒロインが出来たこと。
二人でデュエットもさせてもらって
知ってます??
「無敵のLOVE」 (`・ω・´)
すごく良かったでしょう?
私のパートは
子安さんは、どんな時でも現場の雰囲気を明るくしてくれたり、私たち役者が演じやすくしてくれました。
現在も、変わらない。あの明るさが魅力ですよね
ホノオ役のうえだゆうじさんや、ユキ役の根谷美智子さんも、まるでホノオとユキのまんまで!
お二人とも、さすがでした
「マスター・モスキートン」は、OVAと、アニメ化とありましたが、私は、OVAのほうが好きかな
飛行機に乗って、旅をしていくところがいいっ!
ラストは、イナホの本音が聴けるんですが…
泣けます
そして、今だから話せるエピソードとしては…
テレビシリーズ最後の打ち上げの時に、高田馬場から新宿の打ち上げ会場まで、なぜか、みんなで歩いたことがありました
今、考えてみても…なんで歩いて行ったのかわからない
その時、腹ペコだったし、以外に何十分も歩いていた私たち。
「お腹空いたよぉぉ、モーちゃん」とか、子安さんに言ったら、
「我慢しろイナホ…」とか、返してくれたこともありました
お仕事が終わっても、なんか…
もう少し役のままでいたい…なんて、思うときがあるもの。
それだけ、私はイナホになりきれていたってことかもしれませんね
もちろん、周りの先輩たちが、私をうまく導いてくださったおかげでもあります。
他にも、いろんな企画があり、「お宝探検隊」みたいなのもあったり、私がチャイナドレスを着て撮影したものもありましたっけ
そのチャイナを着て、中華街をウロウロしたり(笑)
四つんばいのモスの上に座ったり(爆)
若かったから出来たことよ
いや……今でも…着ようと思えば……
今、こうやって思い返してみて思ったこと。
本当に素敵な現場だったってこと
↑TVアニメのエンディングを歌った時の
可愛かったなぁ~(自画自賛)
「地図にない未来」は、本当に素敵な歌と曲でした。
ハモる部分は、どちらも歌わせてもらったんですが、難しかった
自分で詩を作って、イナホの歌としても歌いました
イナホみたいな役は、もう二度と無い!
と、言えるほどです