畑と家族とお天道様と要相談。~北海道十勝清水で農業を営む3代目農家のブログ~

農業ネタを中心に、日々感じたことを綴ったブログです。


テーマ:

ちょっと小難しい話。

 


6次産業化。

農家が加工・販売までやったら儲かるんじゃね、
地域が潤うんじゃね、という話。

 

 

つくづく懐疑的に見ていました。

 

そんな、お役所がいうように上手くいく話なら、既にみんなやってるべさ、と。

 

 

そんな中、ハタと思ったのです。

 

迂闊に6次産業化に手を出すと、キャッシュフローが劇的にしんどくなる、と。

特に畑作物の加工販売。

 

 

そもそも、キャッシュフローとは何か。

 

直訳すると現金の流れ。

 

ニュアンスとしては、

何かをつくる・やるために、原材料などに対してお金を支払ってから

お客さんに商品を販売してお金を受け取るまでのお金の動きのこと。

 

 

何かを栽培しようと思ったら、まず初めに、
種と肥料がいる。

それが4月ぐらいに必要だとする。

畑作物なら、作物が育って出荷できるようになるのは早くて4か月後の8月くらい。

出荷したらすぐ現金が入ってくるかといえば、そうでなくて、
大抵、出荷の1か月後とか。

つまり、最速でも5か月は作物栽培による収入がない。

その間、大抵、お金は出て行くばっかだけど、どうするか、
という問題への解決策の一つが組勘な訳で。
あと、肥料や種の支払いを秋まで待ってもらうとか、
農産物の前払い金や予約金を受け取るとかね。


それに加えて、迂闊に加工や販売まで手を出すと、何が起こるか。

普通に、農協とかに出荷していれば、
秋になったらある程度のまとまったお金が入ってくる。

それが、農産物は在庫として抱えるから、お金は入ってこなくなる。
畑作物は特に。

しかも、途中で在庫がなくなりました、商品がありません、じゃあ話にならないから、
できるだけ通年販売しようとしたりしようものなら、
手間をかけて加工をして商品化してから、
1年かけて、ようやくその商品を売り切る形になる。

つまり、最終的に生産費を回収するのは、
普通にやっていれば、種を播いてから半年後には回収できるものが、
1年後、2年後になってしまう。

俗にいう、資金繰りの悪化、ってやつですかね。

これが、畑作物の6次産業化の難しさなんじゃないか、
ということに最近気づきました。

もちろん、販路の確保だって容易ではないけれど。


 

まぁ、ディンケルさんも、当然、製粉までやらないと、

商品として世の中にリリースすることができないので、

その辺は、何とかしないといけませんが。

 

おわり。

 

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