畑と家族とお天道様と要相談。~北海道十勝清水で農業を営む3代目農家のブログ~

農業ネタを中心に、日々感じたことを綴ったブログです。


テーマ:

異論反論出るかもしれませんが、

ちょっと好き勝手書いてみようと思います。

 

今朝(1月15日)の日経に

「コメ補助金 抜本見直し」の見出しのトップ記事が掲載されていた。

 

そもそも日経は、こと農業ネタに関しては、

とにかく改革派をもてはやす論調や、アンチ農協な論調が強いので、

その辺は割り引いて記事を読まねばなりません。

 

ただ、飼料米政策に関しては、導入当初から違和感満載だったので、
見直しがかかるのは、良いことだと捉えています。

飼料米政策も、その経緯をたどれば、
コメ余りに伴い米価が低迷していたこと、
畜産飼料の自給率が低いこと、
水田は畑作に向かない土地が多いこと、
などを踏まえれば、一理ある政策であることは確か。

のようにも思えますが…

飼料米をつくることによる収入の9割が交付金になってしまうって、どーよ?
なんぼ自給率との兼ね合いがあるにせよ、
飼料作物に税金を投入するだけじゃなく、

それによって米価が上がるってのは、消費者・納税者の理解が得られるのかなぁ、

と、思ってました。

財務省からも、この点を指摘されているらしい話は耳にしたことがあったし、
今回の動きは至極当然の動きだとも思っています。

 

それにしても、近年、本州の稲作農家の動きを見ていると、

なんだかすごいことになってるなぁ~!って思うことがつくづくあります。

それが、たまたま会った稲作農家が、
さくっと100ha法人経営しています(もしくは、そこで働いています)的な状況。

余談ですが一昔前なら、十勝で40haやってると言えば、
すごいですね~、大規模にやってるんですね~と言われた気がするけど、
もう、全然、自慢にもならない。

そういう稲作専業農家が出てきているのだから、
無理して70歳を過ぎたような年金暮らしの方々に水田を守ってもらうより、
新しい技術に敏感な(?)農業経営者に任せる方が、
よっぽど世の中のためになるんじゃないのかなぁ、なんて思えるのは違うでしょうか。


ぶっちゃけ、
うちみたいな畑作農家からすれば、今回の飼料用米の動きなんて、
対岸の火事みたいなものです。

ただね、危機感はありますよ。実際。

TPPが漂流したら今度は日米FTA。
TPPからさらに踏み込んだ譲歩を迫られるようになる。
油断ならないですよ。ほんと。

なんだか世の中が大きく変わりそうな気がしてならないし、
日本にとって、世の中にとって、
どういう農業をつくっていくことが本当に良いことなのか。
つくづく考えさせられます。

おわり。

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