高知市から四万十川までは約100㎞くらいのドライブ。
赤ちゃん連れなので、途中の道の駅で休憩しながらの移動です



道の駅かわうその里・須崎内にある「多田水産」では、
鰹のわら焼タタキを作っているところを、目の前で見学できます。
火の勢いがすごくて、見ていたら顔が熱くなりました

焼きたて?の鰹のタタキも絶品でした

途中、太平洋が一望できる公園がありました。


高知県だけど佐賀公園と言うそうです

こんな調子で道の駅に寄りまくり楽しみまくりで向かっていたら、四万十川到着が昼過ぎに
そして、四万十川で屋形船に乗れたのは15時でした。

今回乗船したのは「四万十の碧」の屋形船。



四万十川といえば、最後の清流という枕詞がつきますね。
なぜかと言うと四万十川には大規模なダムがひとつも建設されておらず、河岸もコンクリートで固めていない自然堤防だからだそう。

そんな清流なので大雨の時は水量が増して、橋が流されてしまうことも。それじゃあ困ると、増水時には水の下に沈んでも大丈夫な設計の「沈下橋」(ちんかばし)という橋が四万十川にはたくさんかかっており、これが四万十川の風物詩になっているのです。

付け焼刃な知識による説明が長くなりましたが、四万十の碧を選んだ理由は、この沈下橋を2つ見学できる唯一の航路だったからです。


美里の沈下橋をくぐりました。欄干がありません
ちょうど車が通っていますね。ちょっとでもハンドル操作を誤ったら、落ちてしまいそうです。
実際、落ちてしまう事故もあると船頭さんが言っていました

後でレンタカーでこの橋を渡ってみましたが、ただひたすら対向車が来ないことを願っていました。



屋形船の中は、普通の和室のようで、娘も寛いでいます。
赤ちゃんでも乗れるのが屋形船のいいところですね

屋形船から見た2つ目の沈下橋である佐田の沈下橋。

下船後、徒歩で歩いてみました。
ジャンプする夫と、その影。
最下流にある橋なので、観光客も多い橋です。

この時期、四万十川の菜の花まつりが開催されていました。
ちょうど満開を迎えた菜の花が、堤に広がっていて綺麗



そこから歩いてすぐで、四万十川の河岸に出られました。



四万十川での宿は、ほぼ新築の一軒家宿「ゆうべ亭」にお世話になりました。
赤ちゃんが泣いても隣の部屋に聞こえる心配もなく、ゴロゴロできる広さがあって、キッチンも付いているので離乳食の準備もできたり、赤ちゃん連れ旅行には一軒家タイプの宿も向いているなと思いました。



広々した居間からは四万十川が望めました
夕食は、中村の街に出かけ、珍しいものを頂きました。



ウツボのから揚げです。
あの外見からは想像できませんが、すっきりとした甘みがあって、とても美味しかったです。

翌日、天気がよかったので、四万十川の河原を散歩。
四万十川では夏、カヌーやらで川遊びができるので、娘がもう少し大きくなったら、また来たいなと思います

高知市へ戻る途中、中土佐町の久礼大正町市場に寄りました。



ここでは、目の前の魚屋さんで買ったお刺身を、向かいの食堂で食べるというナイスなシステムで食事ができるお店があり、高知旅行の〆に、新鮮な魚介類をお腹いっぱい食べることができました。



ごちそうさまでした

綺麗な景色と、美味しい海の幸をたらふく堪能できた旅でした~

2週間前の長崎旅行から帰ってきて間もなく、次は高知県に行ってきました。
美味しい海の幸を食べることと、四万十川を見ることが目的です
今回も機内ではバシネットが借りられたのですが、フライト時間が1時間強と短かったため、そこで寝るまではゆっくりできなかったです。

高知と言えば、この方、坂本龍馬さんにご挨拶をせねば。
「お久しぶりです龍馬さん、また高知に来ちゃいました」

まずは坂本龍馬記念館を見学。



龍馬が遭難した近江屋の実物大セットが再現されています。
記念館の屋上からは桂浜が見えます。

龍馬の手紙などの展示がある地下2階を見学していた頃、いつもならベビーカーに乗れば大人しくキョロキョロしている娘が大泣き。
夫が抱っこひもに入れて1階のロビーに退居してくれました。

が、記念館内は吹き抜け構造だったため、娘の泣き声は館内に響きまくり
私も気になって見学どころではなくなり…
建物の構造によっては、赤ちゃんが泣いたら外に出ないといけないこともあるのだ、と学びました




その後、桂浜を散歩。
前回の訪問時にはありませんでしたが、桂浜には砂浜の中に歩道が整備されてとても歩きやすくなっていました。

この日の宿は「城西館」。皇室御用達でもある、老舗旅館です。
夕食には高知名物皿鉢料理を。



海なし県に生まれ、今も海なし県に住んでいる私は、日常生活で新鮮な魚介類を口にする機会はほぼゼロ。
なので、こういうお魚ドーンって料理を前にすると異様にテンションが上がります

高知では鰹のたたきは塩で食べることもあるそうです。新鮮で臭みが全くない状態だからこそできる食べ方なのでしょう。
にんにくとねぎをガッツリ入れたタレで食べるのも好きですが、塩でいただくと鰹本来の味と火で炙った香ばしさがよくわかって、それはそれは美味しいです。

夕食後は、子ども向けサービスの「お子様広場」へ遊びに行きました。
娘はまだ小さくて自分では遊べませんが、チェックインの際に、もしよろしければ…と、招待チケットを頂いていたのです。



父と母が大人げなく本気になって、子ども用ゲームで頑張りました。
それでも狙った景品をゲットするのは至難の業…。
とくに父親は…10枚のパネルを(なかり至近距離から)ボールを投げて落とすゲーム(注:子ども用です)に挑戦したのですが、なぜか一枚も当たらずじまい

とまあ、苦戦しながらもドキンちゃんのお面などをゲット
最後に家族写真を撮ってくれました



アンパンマンの作者、やなせたかしさんが高知出身ということで、館内の至る所にアンパンマンがいました
娘もあやかってアンパンマンの服を着ています。

翌日の朝食会場で、この時撮った写真をプリントして、私たちの席まで渡しに来てくれました。しかも、娘へのメッセージも添えてくださっていて

これ以外にも、接する従業員さんひとりひとりから暖かいおもてなしを受け、私はすっかり城西館のファンになってしまいました。
大浴場から高知城が見えたり、湯あがり処では、高知城をライトで照らすボタン
があったりして、楽しめました。
高知に行ったらまた是非泊まりたい宿です

翌日はレンタカーで四万十川を目指しました

後編に続く




2日目の宿は「ホテルオークラJRハウステンボス

こちらの宿も今回の私たちの旅のスタイルにはぴったり合っていて、大満足でした。

まず立地が良い!
ハウステンボス入国ゲート、レンタカーの営業所、空港バスの乗り場が全てホテルの隣。
私たちはレンタカーで到着し、帰りは空港までバスで行きましたが、重い荷物と赤ちゃんを連れての移動が最小限になったのでとても助りました。
(ちなみにレンタカー内にETCカードを差しっぱなしにしちゃいましたが、ホテルが隣なのでスグに取りに行けました…トホホ

客室からはハウステンボスが一望できて、まるで外国?と思わせるような景色が楽しめます。
洋室なので娘は私と同じベッドで寝ましたが、ベッドガードを借りることができたので安心でした。そして、ハウステンボス周辺の宿で唯一、天然温泉があるホテルというもの気に入った理由です。

いよいよハウステンボスに入場

赤ちゃんがいるのでアトラクションは楽しめないだろうと思い、入場のみタイプの散策チケットを購入しました。

ベビーカーは持って行かなかったので、エアバギーをレンタル(800円/1日)。
園内では石畳が多く、タイヤが大きいエアバギーが大活躍。あまりの操作性の高さに欲しくなっちゃいました。


3月上旬でしたが、色とりどりのチューリップが咲いていました。
ハウステンボスには約10年前(経営破綻前)に一度来たことがあります。
その同時に比べると活気が出ていて、人も多く、まるで新しいテーマパークに生まれ変わったようでした

宝塚のショーも追加料金なしで見ることができます。



夕食はチーズフォンデュを。



夜のイルミネーションも楽しみのひとつでした。
噂以上に実物は綺麗です







最も楽しみにしていたのが、3Dプロジェクションマッピング



立体的な映像効果が素晴らしくて見入ってしまいます。
園内で数カ所、時間をずらして上演しており、
次の会場へと早めに移動した私たちは、最前列の場所が取れました。



スリラーシティ(ホラーエリア)で行われている3Dプロジェクションマッピングとイルミネーションショーです。
実はこれが…私たちにとって、文字通りスリル溢れるものとなってしまったのです

開始早々、ものすごい大音量が鳴りだして、娘は大泣き
その泣き声すらよく聞こえないほど。
後で分かったのですが、ちょうどスピーカーが近くにあったのです。
そして、光がチカチカと点滅する演出も、最前列の私たちには眩しいくらい
赤ちゃんの目にもあまり良いものではなさそう…

すぐにその場を去りたかったのですが、後ろにはすごい人だかりで、退くことも身動きひとつできない状態。
完全に場所取りミスでした。
赤ちゃんがいるのだから、すぐ動ける場所で、遠巻きに見学するべきでしたね。

娘には悪いことをしてしまいました
会場を離れると、ベビーカーですやすや寝てくれたので、少し安心しました。

とまあ、気を揉んだこともありましたが、ハウステンボスを丸一日楽しむことができました

翌日3月3日は娘の初節句
長崎空港でもお雛様が飾れらています。


この旅行中にたくさんの立派な雛人形を見ることができました。
娘の健やかな成長を願いつつ、初めての飛行機旅行を終えました。

この2週間後、次は高知へと旅立つのでした