名古屋大学病院泌尿器科の研究グループが、国の指針に基づく承認を受けずに幹細胞を使った臨床研究を行っていたことがわかった。グループは治療後に国に承認を申請し、現在、厚生労働省が審査している。

 グループの後藤百万(ももかず)教授によると、09年1~3月、前立腺がんで摘出手術を受けて尿漏れが起きていた70代以上の男性患者5人に、患者自身の脂肪から幹細胞を取り出して尿道から筋肉に注射する治療を行った。

 国の指針では、幹細胞を使って臨床研究をするには国の審査が必要とされている。名大のグループは、細胞の培養をせず、同じ人の組織に入れる治療のため、国への申請は必要ないと理解していたという。しかし、有効な治療を広めるためには審査を受けておいた方が良いと判断し、09年夏ごろに申請した。既に1回目の審査は終わり、4月に2回目の審査委員会が開かれる予定。

 5人は完治したか回復に向かっており、副作用などはないという。【高橋恵子】

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