『鳴梁』と『大虎』 |  ゆちょもごっそ?

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食べてしまいたいくらいユチョンが好き!歌に演技に頑張っているパク・ユチョン君応援ブログ。

どっちも大好きミンシク様の作品。

なので、かなり楽しみにしつつ、日帝時代物ってことでやや怯えつつw

基本、ミンシクオッパが好みなので、そもそもあまりフラットな目で観ていませんwww

 

私、自分が感想書くときに、人の感想は読まずに書こうとしますw

だってさー、そもそも私あんま通っぽい感想が持てないのでwww

監督の名前もちょいちょい忘れるし、「この監督はこの作品で誰々へのオマージュを!」みたいな知識がないので、今まで観たなかで面白かったのなら、これも面白いかな?この俳優さん好みの演技するから、観ようかな?程度ですw

だから、映画通の人と感想が違いすぎてびびることがあってwwwwwwwww

書いてからレビューみたら、あんまり評判良くないw

私はそれなり楽しかったのになw

 

このミンシクオッパの2作は、それ以前にさっき書いたように日帝時代ものっていうこともあり。日帝時代ものに関して、日本人の私は「ファンタジー」ってある程度思って観るようにしてますw 一時期、韓国が日帝時代物ブームで、それが今ちょうど日本に入ってくる時期ですよね。まあ映画の題材として、苦難の時代は盛り上がった作品にしやすいとは思うので、他国人の私はあまり深く考えずに観るようにしてますw

今回載せたポスターは、日本版がダサいのでどちらも海外版にしてみましたw

 

 

 

というわけでまずは「大虎」。

 

『隻眼の虎』(原題:大虎)
監督:パク・フンジョン
出演:チェ・ミンシク、チョン・マンシク、キム・サンホ、チョン・ソグォン、ソン・ユビン、大杉漣
西暦1925年。朝鮮最後の猟師と謳われながらも、ある事件をきっかけに銃を捨てた”伝説の 男”チョン・マンドク(チェ・ミンシク】は、険しい智異(チリ)山の奥深く、息子と2人で ひっそりと暮らしていた。一方、軍主導のもと<害獣駆除>に熱を上げる地元の猟師たちは、 智異山の”山の神”とも”朝鮮虎の王様”とも畏れられる隻眼の大虎を仕留めようと躍起になっ ていた。しかし”神”と呼ばれるにふさわしい知性と強靭な肉体を前に次々と命を落とす人間 たち。山が雪に閉ざされ、狩りが難しくなる本格的な冬を前に、なんとか”山の神”を仕留め たい軍と猟師団は、大量の人員と弾薬を投入し、いまだかつてない大規模な捕獲作戦を決行 することに。彼らに協力を要請されたマンドクは「”山の神”を怒らせてはならない」と警告 を発し、頑なにその求めを固辞していたが、いつしかその激しい戦いの渦に飲み込まれていくのであった。

珍しく邦題がまともwほっとしたw

大好きミンシクオッパのみならず、どこにでも出演してる気さえするサンホちゃんが出てます。毛の少ないサンホちゃんが冬のシーンをより寒く見せるという深い演出(黙れ)。ユチョンペンなら馴染みのあるオクセジャの「青さん」チョン・ソグォンさんも。ストーリーはシンプル。虎と人間という立場が違えど、それぞれ孤高な感じのアジョシ2人(いや1人と1匹)が、最後には対決するっていうお話。ミンシクオッパのマタギ姿が楽しめますw似合いすぎじゃんwとにかく虎がデカイ!何食べてこんなにデカクなるんだよっていうデカさ。日本軍の描き方は、別にさして反日でもなく。けっこうさらっとしたもんに感じましたw

山の神とも言われる虎は、頭もいいし、なんつったって過去にある繋がりがあるオッパへの仁義も通すwでもさーだったらオッパの息子にも気づいてくれよと思いつつw

孤独な大物同士、最期にはタイマンしかねえな!というお話でしたw

虎というCG相手の演技は難しいだろうなあと思いつつ、冬の山のマタギミンシクを楽しみましたw

 

 

そして、お次ぎは「鳴梁」ですが。

 

『バトル・オーシャン/海上決戦』(原題:鳴梁)

監督:キム・ハンミン
出演:チェ・ミンシク、リュ・スンニョン、チョ・ジヌン、キム・ミョンゴン、チング、イ・ジョンヒョン、クォン・ユル、ノ・ミヌ、パク・ポゴム、キム・テフン、大谷亮平

1597年、倭軍の侵攻により国家の危機に瀕した朝鮮軍は、イ・スンシン将軍に戦況の挽回を託した。海上に330隻もの軍船を集結させた倭軍に対し、彼に残されていたのは戦意を喪失した兵士と12隻の船のみ。圧倒的な劣勢に誰もが敗戦を覚悟した時、イ・スンシンは兵の士気を高め、船を従えて巨大な渦巻きが待ち受ける大海戦に立ち向かっていった──

これはもう完全ファンタジーと思って観ましたw

まあ歴史だしね。いろんな描き方するのは日本も同じ。でもねー私は面白かったっすよ。別にこの当時の秀吉に思い入れもなくw朝鮮出兵いらなかったろと思うのでw

朝鮮出兵の中の「鳴梁海戦」の部分を取り上げた作品で、ソウルに行くとオッパの像がどーんとありますよね!(違う、イ・スンシン将軍の像)

局地的勝利であり、まあ最終的には他の海岸から日本軍は攻めることが出来ちゃったわけですが。たった12隻vs330隻(この数字は本によってかなり違うみたい。多かったり少なかったり)という絶体絶命の危機に、不遇だったけれど能力に期待して復帰させられたイ・スンシン将軍が立ち向かうというストーリー。史実はそれぞれの国で言う事かなり違うみたいですが、戦略に長けたゲリラ戦が上手い将軍だったことは共通した意見みたい。いやもう海の上と思えないくらいの肉弾戦も繰り広げられます。

 

ただねータイトルこれなにw

「鳴梁海戦」で良かったじゃないのさっていうw

バトル・オーシャンてwwwwwwwwwあんまりだよwww

まあ日本で映画館で上映できなかったのも解りますし、なんかこう投げやりな日本展開感じますがw

そして、日本水軍側もほとんどお馴染みの韓国俳優さんが演じていて、DVDは吹き替え。それも大量カットされてるそうな。私は元の音声とオリジナル版で観たんですが、これ大変だったろうなあ(;・∀・)「わきじゃか!」(脇坂)みたいなw 来島通総をリュ・スンリョンさん、脇坂安治をチョ・ジヌンさんが演じているという何げに凄いゴージャスなキャストwチョ・ジヌンさんが一番日本語のセリフうまい!wこの日本語の発音のうまさが、「アガシ」にも活かされてるよw

そして今旬のポゴム君が、いかにも可愛い役で岩のようなオッパのそばに可憐に座ったりしますw 大谷亮平さんがイケメソ!

 

私は単純に、ミンシクオッパを楽しみまくりましたw

だって超カッコいいのよwお衣装とか髭とかw似合うわ~絵的に超カッコいいwそれもね、仲間の亡霊をみてすがったり(こういうシーン好き)、弱さもちゃんと描いていて。普通のお父さんかい?ってところと、なんか降りてキタ――(゚∀゚)――!!って時の将軍のオーラと、両方の対比とかが良かった。

極限状態の恐怖に駆られたからこその、その反動のやったるで!を読み、潮の流れを読み、これぞ大将という風格のミンシクオッパ!また読めなかった名もなき民衆の助けまでもが感動に拍車をかけるという。これは韓国でヒットするわけだなぁと思いながら観ました。

日本人にもあるでしょ、特攻隊ものについ涙しちゃうとかさ。そういうスイッチが入る作品なのかもね。

 

ファンタジーと思って楽しめるアジョシ好きにはおススメしますw