(10/09/15 制作 No.2453,2452)
今日から東京、ショウジです
東京に行くのは2度目で、しかも2年半ぶりくらいなので非常に不安です。
道に迷ったり、乗り換えに迷ったり、路頭に迷ったりしそう… (;´ω`)
とりあえず地図は買ったので大丈夫だと思いたいですね。
しかし地図もあまり上手く読めないというw
先週の土曜日、ものすごい映画を見てしまいました。
『エンター・ザ・ボイド』という作品です。
本日の指人形は向かって右がオスカー(兄)、左がリンダ(妹)になっています。
この作品を言葉で表すと
クレイジー!ファンタスティック!ワンダフル!クレイジー!
といった感じですかね。
人生で一度も使ったことのないような英単語を言いたくなる作品ですw
あえてストーリーは言いません。
というのも、ストーリーはあるものの
過去と現在、現実と空想と行ったり来たりしたり
無意味に思えるシーンがだらだらと続いたりするので、非常に説明が難しい作品になっているんです。
仮に説明したとしても
それはあくまでも「あらすじ」であって、この映画の「本質」ではないんですよね…
とにかく見て!!としか言いようがありません (;´▽`A``
ただ、作品全体の説明をオスカー(主人公)の友達のアレックスがしているので
そこを頭に入れて見ると、作品がわかりやすくなると思います。
最初の方のチベット仏教の概要を話すシーン。
とりあえずここをしっかり見ておけば、その後どんなシーンが来ても「???」とはならないはず。
2chやレビューのサイトなど色々なところを見て覚悟していたものの
見ている間、やっぱり具合が悪くなりましたw
まずオープニングのスタッフロールがポケモンのアレ状態なので
ここで酔ってしまう人もいるかも。
私はOPは大丈夫だったんですが、劇中のカメラワークで酔いました。
まあ具合が悪くなることも丸々含めてこの作品なんだと思います。
これだけでもかなり異質ですね。。
具合が悪くなること必至なのでDVDであろうと、この作品は妊婦さんは見たら駄目です。
堕胎のシーンとかもありますんでね…胎教に悪すぎますから。。
根拠は全くありませんが、見たらノエ似の子どもが生まれそうな気もw
強烈な監督なのでそれぐらいはありえそうな気がしてしまいます。
そんな変な映画なのですが
「金返せ!」とも「時間返せ!」とも「見なきゃ良かった…」とも全く思いませんでした。
逆に見てよかったなと。
人生で1度くらいはこういう映画を映画館で見てもいいんじゃないかと思います。
特にものづくりをしている人はこれを見ると
頭をガーン!と打たれたような気持ちになること必至。
監督は、自分の美意識に忠実に作りたいものを作ったんだろうと…
どうだ!これが俺の世界だ!参ったか!
と言わんばかりの映画なんですよ~
もうここまでやられると「参りました!」としか言えないw
オープニングでキャストから何から全員の名前が出るので
エンドロールがなく、上映終了後もあの世界の延長にいるような気分になれます。
私が見た回は23:08終わりだったのでちょっとしたトリップ感がありました。
狸小路にいたアメリカ人やネオンを見てうっ…と思ったり。
ああ…しばらくネオンは見たくないですね…
そうそう!
この作品、札幌では今日が最終日になっています。
本日シアターキノにて20:45の1回こっきりです。もうチャンスはないですよ~♪
札幌市民の方はぜひ足を運んで見てください。
また首都圏はもう終わってしまっていますが、地方はまだのところも結構あります。
詳しくはエンター・ザ・ボイド公式HPでどうぞ。
フライヤーに「2010年 SEXとマジックマッシュルームの旅」と書いてありまして
本当にその通りの作品でした。言いえて妙なキャッチフレーズ。
これは「2001年宇宙の旅」を文字っているのかな?
このフライヤーを手に取った瞬間にもう見ることが決まっていたんだと思いますね…
なんか因縁めいたものを感じざるを得ません。
見終わってから、もうギャスパー・ノエの作品は2度と映画館では見ないかも…
なんて思ったのですが
新作が出来たら懲りずに見に行ってしまいそうだなあ。。
↑ ↑
しかも初日にw