神奈川県警が2003~08年度の6年間に、架空発注で業者に現金をプールする「預け金」など総額約13億円に上る不正経理を行っていたことが5日、県警の内部調査でわかった。

 私的流用は確認されていないという。県警は、監督責任のある幹部や不正経理にかかわった職員を処分する方針。

 5日午後の県議会常任委員会で調査結果を公表する。調査によると、預け金は7億円に上り、図書券として納入させ、換金するケースもあった。翌年度に納入されたのに現年度に会計処理する「翌年度納入」や、請求の名目以外の物品を納入させる「差し替え」などの手口も判明した。

 昨年実施した県警職員へのアンケート調査で、81人が「預けに関与した」などと回答したため、県警は今年1月、約60人の調査チームをつくり、不正経理に関与した可能性がある業者らに対する帳簿の確認や聞き取りなどをしてきた。

 同県庁では、07年度までの5年間に総額約14億5157万円の不正経理が判明し、少なくとも約2850万円を私的に流用したとして、職員3人が懲戒免職処分となっている。

 千葉県警は4日、08年度までの6年間で総額約5億7000万円の不正経理があったと発表している。

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