子どもを叱るということ

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私はこれまで、どれだけ子どもを叱ってきたことかわかりません。

それがあまりにも厳しくてやめてしまった子もいると思います。

よく、子どもはほめて伸ばせと言いますが、私にはそれができません。

何というか、子どもを下に見ている感覚が嫌なのです。

「ほめてあげる」

ほめることを1つの手段として、言い方を変えれば、作戦として、子どもを伸ばす。

何かこう、騙しているような気がしてしまうんですよね。手のひらで転がしているような。

もちろん、自然に出てくるほめ言葉は良いと思いますが、実際そういう場面にはなかなか出くわさないものです。

さて、叱るということですが、実はこれ、とてつもない気力を必要とするんです。

叱ったあとは、精神的に、へとへとになります。

私としては、毎日静かに穏やかに過ごしたい。

しかし、それを理由に子どもを叱らないのは「手抜き」としか言いようがありません。

私には、「手を抜く」ということがどうしてもできないのです。

昔、卒業生が立派な大学生になって塾に来たとき、

「先生、先生はどうしてあんなに厳しかったんですか?」

と、訴えてきたことがあります。

「そうしなかったらね、君はあのとき、あの中学には合格できなかったんだ」

そう言おうかと思いましたが、それはやめました。

もしかしたら、そうではなかったかもしれないからです。

結果論なので、なんとも言えません。

絶対にそうだったなんて言い切れるはずがありません。

でも、私にとっては、本当に勉強ができなかったその生徒が、今や立派な大学生になっている事こそが、信じられるただ1つの事実なのです。

別に恨まれようが嫌われようがそんなことは大した問題ではありません。

その生徒がいつまでもそう思い続けるか、或いはいつか、私のことを理解してくれるのか。

それはその子の問題です。

それは、これからの人生でその子が見つけていけばいいことですよね。

もし、その子が、学校の先生になったり、或いは、我が子を持ったりしたときにどう思うか、それが答えだと思います。

いつか、穏やかに、日々を過ごしていきたいものです。


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