2009-10-24

ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~

テーマ:日本映画【あ行】
愛など信じたら、
すべてが消えてしまうと、
男は恐れている。


すべてを失った後に、
残るのが愛だと、
女は知っている。






生誕100年の太宰治。小説「ヴィヨンの妻」をベースに太宰文学をブレンドした、ある夫婦の愛の物語。


戦後間もない東京。才能はあるが酒びたりで借金を重ね挙句に浮気までしている小説家の夫・大谷。そんな夫を献身的に支える妻・佐知。ある日、夫は行き付けの飲み屋・椿屋で咲け代を踏み倒した上に金まで盗んでしまう。夫の借金返済の肩代わりに椿屋で働くことになった妻は椿屋の看板娘となる。佐知に想いを寄せる青年、昔佐知が想いを寄せていた弁護士が現れ、大谷は嫉妬し愛人と心中未遂を起こしてしまう・・・



酒、借金、浮気、おまけに自殺願望の”だめんず”な夫。そんな夫を支える健気な妻だが、夫の大谷といい昔の彼氏といい、男の見る目はない。戦後の太宰版「だめんず・うぉ~か~」といえばよいか!?
そんなコメディ物語ではないが・・・

今なら即離婚という物語で共感しづらいところもあるだろうが、太宰治そのもののような夫を支える妻の健気さ、そして強さは男としては頭が上がらない。愛人との対面、夫のための弁護依頼と昭和顔の松たかこの妻役はすばらしい。戦後の雰囲気もなかなか味があってよい。

太宰治文学が理解できるか否かによって良し悪しは分かれる作品かも。


総評価:★★★★


監督:根岸吉太郎
原作:太宰治「ヴィヨンの妻」
出演:松たか子、浅野忠信、室井滋、伊武雅刀、光石研、山本未來、鈴木卓爾、小林麻子、信太昌之、新井浩文、広末涼子、妻夫木聡、堤真一・・・他
製作国:日本
配給:東宝

【ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~】
http://www.villon.jp/


評価・紹介No.:2009-222

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