明日は十三夜ですね。
今年の十五夜は天気が悪かったので、十三夜はと期待していたのですが、
天気予報をみると期待できなさそうですね…
今年の十五夜は浅草で買った芋羊羹を食べてました。
十五夜の月は芋名月といわれているので芋羊羹にしたのですが、
芋名月の芋はサツマイモではなく里芋ですから芋羊羹は反則かもしれません(笑)
十三夜の月は枝豆や栗をお供えするので豆名月とか栗名月といわれますね。
明日はモンブランでもお供えしましょうか(笑)
芋、豆、栗など、いろいろな食物が取れる時期であることから、
もともとは収穫祭の意味のほうが強かったのではないかと勝手に思っています。
だってこの時期の食べ物おいしいし。
お月見のときにお供えする食べ物といえば月見団子が欠かせませんね。
月見団子は地方によって形がちがうようです。
関東は満月を模してまん丸。
関西は細長い楕円形に餡をのせたもの。里芋を模したそうです。
東北は団子の中に餡が入っているのだとか。
ススキもお供えしますが、これはまだ収穫できない稲のかわりにお供えしたものともいわれています。
書いてたら団子食べたくなってきた
十五夜は中国から入ってきた行事で、日本では平安時代から十五夜の月を愛でるようになりました。
平安時代の十五夜は詩歌管弦の宴をしてすごしました。
現在のお月見のスタイルは、江戸時代にお月見が民間に広まったときのものだそうです。
十五夜の月を見たら十三夜の月も見ないと「片見月」といって縁起が悪いと
いわれていますが、この話は遊郭に由来するといわれ、十五夜に来たお客さんに
十三夜にも来てもらうための遊女の営業戦略がもとになっているといわれています。
その遊女が巧みに利用した十三夜は日本独自の行事で、起源は平安時代。
宇多法皇(867~931。天皇としての在位は887~897。)が十三夜の月を「無双」と評したのが始まりとする説と、
醍醐天皇(885~930。在位897~930)の時代に月見の宴が開かれたのが始まりとする説があります。
日本では月の模様を餅をついているウサギとみますが、
中国では不老不死の薬を作っているウサギとみます。
実は日本でも元々は不老不死の薬を作っている様子と見ていたのですが、
満月を表す「望月」という言葉が「餅つき」に通じるため、
ウサギが餅をつく様子と見るようになったといわれています。
薬を作っているにせよ、餅をついているにせよ、そもそもなんでウサギなのか。
次の話がもとになっています
むかぁしむかし、猿、狐、ウサギの三匹が倒れている老人を見つけました。
三匹は老人を助けるため、食べ物を集めました。
猿は木の実を、狐は魚をとってきましたが、ウサギは何も持ってこれませんでした。
ウサギは猿と狐に火を焚くよう頼み、自らが食料になるために火に飛び込みました。
ウサギを哀れに思った老人は元の姿である帝釈天にもどり、
ウサギを称えるため、月にウサギの姿を永遠に残しました。
これはインドの仏教説話です。
ちなみに中国では月にはウサギだけではなくヒキガエルもいるようですが、
「明日は十三夜ですね」と書き出したのに日付が変わってしまって
今日が十三夜になってしまったのでその話はまたの機会(来年!?)にでもw
『枕草子』を
ざっくりと おおざっぱに テキトーに
訳してます。
読み物としての古典を楽しんでもらうことが目的なので、
文法的正確さより読みやすさを重視しています。
「内容間違ってない?」(´д`)?
「こう訳した方がいいと思う」(´・ω・)ノ
「読みづらいわ!」(# ゚Д゚)
など、助言いただけるとありがたいです。
忌憚なく仰せつけください。m(_ _)m
全章段訳すと挫折しそうなので主要な章段を先に訳してます。
いつか全章段訳せたらいいなあ。
ブログ内の画像、文章の無断転載禁止です。
ざっくりと おおざっぱに テキトーに
訳してます。
読み物としての古典を楽しんでもらうことが目的なので、
文法的正確さより読みやすさを重視しています。
「内容間違ってない?」(´д`)?
「こう訳した方がいいと思う」(´・ω・)ノ
「読みづらいわ!」(# ゚Д゚)
など、助言いただけるとありがたいです。
忌憚なく仰せつけください。m(_ _)m
全章段訳すと挫折しそうなので主要な章段を先に訳してます。
いつか全章段訳せたらいいなあ。
ブログ内の画像、文章の無断転載禁止です。