新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

 松かざりも正月かざりも早役目を終えようとしている今頃になり新年のあいさつを申し上げることにいたします。

 昨年より、様々なところで本年以降の私どもの姿を言い続けてまいりましたが、今一度、本年は一昨年より私どもの「しごと」を自立支援介護と決め、実行してきましたがその実行は竹内氏の自立支援論に基づいた理論を忠実に実行してきたのであります。

 その結果は先にも報告してきたように自分自身らも驚くほどの結果であり、日々私どもの実践に自信を得るにいたりました。

 そしてまた、そのことは今までの私どもが実践してきた介護そのものへの疑問の始まりでもあり、それより否定の対象として自分らの介護実践を総括する結果となったのです。

 そのことは一言で言えば、例えば医療の必要性から結果的に患者を廃用症候群に至らしめ、その延長線での介護でしかなかったのが明確になり介護の必要性を見出すことを忘れさせられてきたのでした。従って「介護の独自性」の発達を放棄してきたのです。

 そのことを「私ども」に突き付けてきたのが竹内理論にもとづいた実践なのです。

 さて、本年はそれを理論化し、他人に伝える手段を創りあげるのが仕事であります。そのことこそ今までの「介護界」が圧倒的に持ち得ていなかった科学性を創りだす第一歩となるはずであります。確かに、介護に携わる人はどの人たちよりも「やさしい」のは万人が認めるところであろう。

 だが、それ以上でもそれ以下でもないのです。次の一歩を踏み出す必要があるのです。それは科学に裏打ちされた介護の実践で、そこには利用者に対する「やさしさ」への眼差しは当然のこととし、それにもまして利用者を客観視する科学性なのです。それがあって利用者に必要な介護の実践が可能となるし、利用者に対する介護の目標が明確となるはずです。それに向けた行動を私どもはこの1年の「しごと」の目標としていきたいと思います。

                                                           施設長

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