四逆散は化膿止め

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四逆散は


柴胡・芍薬・枳実・芍薬


の4味からなるが大塚敬節はこの枳実・芍薬の配合は


排膿散(桔梗・枳実・芍薬)


の方意を組むと説明して化膿病変にも応用していた。浅田宗伯も『神農本草経』に倣って枳実を発散目的に使用している。この発想力そして模倣力こそが漢方医になくてはならない技量である。


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アシタバと漢方

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伊藤圭介は1901年1月20日に死去している。賀来飛霞・飯沼慾斎と並んで幕末3大本草学者として称えられている。圭介自身はシーボルトに本草学を学び彼からツンベルクの『日本植物誌』の翻訳を行ている。圭介の業績をたたえてアシタバ(明日葉)はシーボルトから


Angelica keiskei


とkeiskeiの献名が贈られている。漢方医としてアシタバを食べるときはマイナーではあるが本草学にも目を向けてもらいたい。


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口腔内乾燥と漢方

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口が乾くと訴える患者は多い。西洋医学ではシェーグレンなどの病名がつくのかもしれないが人口唾液やサリグレンなどは効果が一時的である。そんな中浅田宗伯は口舌乾燥し時に糜爛する者には


麦門冬湯加地黄


が良いと書いている。私は


麦門冬湯加四物湯


を用いている。全例奏効するわけではないが根本的治療薬がない中選択肢の一つになりうる。そしてあーでもない、こーでもないと苦労する過程で滋潤の重要性を知るのである。


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長引く咳 小児科

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私は小児科ではないが、田舎で小児科が近所にないため親と共に小児が受診する。親は自分の症状ならともかく子供の症状には兎角神経質であり感冒の治癒過程の咳嗽にも過敏である。浅田宗伯は小児の長引く咳には


麦門冬湯加石膏


が良いと言っている。エキスでは麦門冬湯合桔梗石膏と思われるが私は


麦門冬湯合五虎湯


で投与している。五虎湯はオースギの錠剤を使用しており大人量で1日9錠であるので子供には6錠もしくは3錠と加減して用いている。麻黄が使用可能であれば切れ味抜群である。


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