♪はんにゃづき♪ の 今日はどんな日?

「ドキドキ」「ワクワク」「キラキラ」が、たくさん、たくさん、降り積もりますように!


テーマ:

地球で過ごす日々の中の「ドキドキムンクの叫び」や、「ワクワクドキドキ」や、「キラキラキラキラ」を書いてゆけたら、 幸せです。




プロフィール画像、変えました。実物とあまりにも違いますが、はんにゃづきのブログで間違いありませんよ~(笑)。



♪ はんにゃづき ♪ の 今日はどんな日?


宮澤賢治の童話もたくさん読んだけれど、やっぱり心に響くのは、詩の世界。
この詩を書き写しながら、涙が止まらない。

長い詩なので、途中で私なりの解釈を入れてゆきたいと思う。


大正11年11月27日、みぞれの降る寒い日、賢治の最大にして唯一の理解者、最愛の妹トシが、24歳の生涯を閉じた。

賢治は、押し入れを開けて布団の中に顔を突っ込み、心の底から泣いた。 
ひとしきり泣いた後、賢治は膝にトシの頭を乗せ、乱れた黒髪を火箸で梳いてやった。


トシの死後半年間、賢治は詩作をいっさいしなかった。最愛の妹の死は、そこまでの深い悲しみを与えたのだ。


           ♪ はんにゃづき ♪ の 今日はどんな日?

                「永訣の朝」 賢治自筆の原稿



「永訣(えいけつ)の朝」


きょうのうちに

とおくへいってしまうわたくしのいもうとよ

みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ

     (あめゆじゅとてちてけんじゃ)


(雨雪を取ってきて下さい、賢治お兄さん)

熱にうなされながら、病床の妹トシは、賢治に頼みます。「とおくへいってしまう」という表現から、まだ、トシが死を迎える事への心の準備が、賢治には、未だ無いことが、読みとれる。


うすあかくいっそう陰惨な雲から

みぞれはびちょびちょふってくる

     (あめゆじゅとてちてけんじゃ)

青い蓴菜のもようのついた

これらふたつのかけた陶椀に

おまえがたべるあめゆきをとろうとして

わたくしはまがったてっぽうだまのように

このくらいみぞれのなかに飛びだした

     (あめゆじゅとてちてけんじゃ)


蓴菜(じゅんさい)の模様のふたつの茶碗は、二人が幼い頃から、仲良く使っていたもの。

苦しむ妹の枕元で、何も出来ずにいた賢治は、トシの頼みを受け、曲がった鉄砲玉のように、あっちこっちにぶつかりながら、戸口から外へ。


こんなびちょびちょのみぞれでは、まるで末期の水ではないかと、読んでいる私は、切ない気持ちになる。



♪ はんにゃづき ♪ の 今日はどんな日?
大正10年3月、花巻高女教諭として卒業式に出席したトシ

            

蒼鉛いろの暗い雲から

みぞれはびちょびちょ沈んでくる

ああとし子

死ぬといういまごろになって

わたくしをいっしょうあかるくするために

こんなさっぱりした雪のひとわんを

おまえはわたくしにたのんだのだ

ありがとうわたくしのけなげないもうとよ

わたくしもまっすぐにすすんでいくから

     (あめゆじゅとてちてけんじゃ)


「みぞれが、ふってくる」から、「沈んでくる」という表現になったのは、戸外に出た賢治が、空を見上げている為か。

トシが頼んだ二椀のあめゆき。一つは、トシ自身の為に、もう一つは、兄賢治を「いっしょうあかるくするため」だったと、賢治は気づく。


死んでゆくトシに何かしてやりたい賢治の想いに答える為に、何も出来なかった自分を一生悔やんで生きる事のないように。


その真情に思い至った賢治は、「まっすぐにすすんでいく」事を誓う。


(次回に、続きます)


ベル今日の 宗教的な事はちょっと割愛 度 50P


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