• 08 Jun
    • レッスンの方向性3 「声が切れない様に弾き語る」

      レッスンの方向性については3回目となり、今回で最終回です。    今回は、「目的=音楽すること」、「目標=声を出して弾く」です。   今回は「音楽」が大きなテーマです。音楽とは何でしょうか?声や楽器、オーディオから流れる楽曲も音楽ですが、音楽を突き詰めていくと、それは「意思」に辿り着きます。しかもそれは、自分の意思のようであって自分のものでない、ざっくり言えば「人の意思」なのです。言葉を喋る自分が、一語も言葉を創造したことが無いように、新しい音楽を創造し、楽典に定義し、それを受け入れてきたのは、我々のご先祖様なのです。故に、音楽をしている時、人は「ご先祖様の意識」にダイブしながら音を理解し、楽曲の構築を試みるのです。その意識に到達する試みを幾つか紹介します。    まず、ギターを弾かずに「ドレミ~」と任意の音階やメロディを歌ってみましょう。できれば15秒ぐらい声を出し続けてみて下さい。大抵の方が7~8秒で苦しくなると思います。しかしそれでは、ゆったりとしたテンポの曲を4小節間息継ぎなしで歌うとすると、とても足りないです。まずは、長い呼吸ができるように、声を出しましょう。どんなジャンルの音楽であれ、長い呼吸なしに、音楽の意図や作曲者の思考(人の意思)を理解することは難しいです。途切れない声(息)に合わせてギターの音を出し、練習するように心掛けます。    次にギタリストにとっての「魔の時間」の克服の話しです。魔の時間とは、自分の意思に反して意識が遠のく間のことです。上の練習でも<声が無意識に途切れるタイミング>は魔の時間なのですが、<左手は押弦の直後>、<右手は弾弦の直前>が魔の時間です。これは、見る人が見ないとわからないくらいの事なのですが、確実にギターの初心者にはこの魔の時間があり、この間を見切る必要があるのです。さもなくば、いつまでたっても指は硬いまま。決して良い音も出ません。メロディをレガートに演奏することも無理です。左手の動きは止めずに動いたままであること、右手は弾弦時にギターから手が遠ざからないということが原則です。   まとめ ギターの上達は、上手な人やプロの真似をするところからスタートすると思いますが、すぐに上達する人としない人の差が出てきます。才能の有無ということで言えば、ギターが好きという時点で才能は誰にでもあります。しかし、ほとんどの人は、普段の生活の中で無意識に体に染み付いた不健康な習慣があり、その有無で、上達は天地の差に開いていくのです。そんな不健康な習慣の根本的な所をギターのレッスンでどの様に改善していくのか、要点を3つの記事にまとめて書いてみました。ひたすらギターに没頭してストレス解消するのも練習ですが、伝統奏法を学び、自分の癖(生活習慣)を改善しながらギターに取り組むことでどれだけ上達できるか、多くの方に知って頂きたいと思います。有難うございました。    

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  • 06 Jun
    • レッスンの方向性2 「たくさん見て覚える」

      前回から間が空いてしまいました。2回目になるギター練習のコツのお話です。    今回は、「目的=集中力を維持すること」、「目標=たくさん見て覚える」です。   ギターでなくても勉強や仕事など、「集中」して物事に取り組むことは重要です。それは、「意識」をハッキリと高いレベルで維持して作業を行うことと同意語だからです。   「意識」とは何でしょうか? 意識とは、「記憶」が機能している状態だと思います。言葉だったり、光や音の様な五感で感じるあらゆる「刺激」を覚えること、そしてそれらを思い出すことができる状態が、「記憶」が機能しているという状態です。   実は、そんな「刺激」と「記憶」の関係には、かなりの個人差があるのです。 5感から感じ取った刺激そのものに意味はありません。しかし、そこに「意味」を見出し、「区別」をするのが人です。人が符号化したそれら「情報」の質と量が、各自の「意思決定」を左右し、「反応」や「行動」に違いを生じさせる原因となるのです。 音楽ならば、音符を一つでも多く、いや、できれば何小節も同時に見て書いて有ることを全て覚えるようにします。書き込まれたより多くの音符や記号、指示を覚えることで、頭のなかにメロディーやハーモニーが豊かに浮かび、音感が機能し始めます。そうしたら、その音感を維持するのです。言い換えれば、これは「思い出している」という状態です。この状態は、先程の音感をキープしているだけではありません。体の姿勢やギターを弾くポジションに、音色や呼吸まで、あらゆることを想像している状態です。その「情報」をもって体を導いていくのです。   これらはの作業は、脳にかなりの負荷をかけるので、最初はイライラするかもしれません。しかしそれは、前回の記事に書いたように、良い音を出し、好奇心を刺激することに繋がるのです。できることから少しずつ、作法としていつもよりもちょっとだけ「たくさん見て覚える習慣」を持ってもらいたいと思います。  

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  • 07 Apr
    • レッスンの方向性1 「好奇心」と「良い音」

       皆さん、こんにちは!ギター、楽しんでますか?これから3回に分けてギター練習のコツをお話しようと思います。     何事も上達するには練習の「量」と「質」が大事ですね。「量」は誰でもイメージできますが、「質」というのは案外難しいです。ただ「がんばる。」「しっかり練習する。」というのでは具体性がありません。練習時は、何をしたいのか「目的」を知り、達成すべき「目標」を設定しましょう。     今回は、「目的=好奇心を持つこと」、「目標=良い音を出すこと」です。    ギターを始めて弾く人は、思い通りに指が動かなくてイライラします。なかなか曲が弾けなくて挫折感を味わうかもしれません。しかし、まずは「良い音の出し方」を学びましょう!それは、最小限の関与で弦を弾き、楽器全体を鳴らす方法です。     初心者は、この「良い音」を出すことさえ忘れなければ、色々なことにチャレンジできます。  不思議なもので、どの生徒さんも「良い音」を出すコツがわかると、逆に自分の感性に逆らう「悪い音」は勝手に避ける様になります。そうです、「良い音」さえ分かれば、あなたの中には既に「好奇心」が芽生え、上達の道筋が見えているのです。   皆さん、ぜひ「良い音」で練習を楽しむ習慣を持ってください!そして末長くギターを楽しんでください!  

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  • 01 Apr
    • どうしたらギターが上達するのか?

      どうしたらギターが上達するのか?    と、仕事柄よく考えます。「指先を使うことは認知症予防に良い。」との理由で入門される方もいらっしゃるので、「ギターが上達しなければ、この人は認知症になる。」という認識で日々レッスンをしています。 まず、自分に対し気をつけていることがあります。 そして、同様に生徒にも以下の視点で接します。   1. 良い国語を話し、書けること 2. 姿勢が良いこと 3. 自分の机や部屋を片付けられること 4. 地域と繋がり、社会に貢献すること 5. 以上を和楽の心で実行すること    でしょうか。こうやって書き出すと、いつも子どもに注意していることが大半です。人が生まれ育つ中で受け継ぐ「家風」のようなもの、それが人生に大きく作用し、もちろんギターにも反映されていくのだと思います。  これらは、日々折に触れて思い出し実行しなければならない事柄です。人が成長できるかどうかの根本は、思い出すこと、「残心」だと思います。「残心」ができれば「人の心」が育ち、次第に「エゴ」がなくなります。そうすれば、ギターも上達できると私は思います。逆に「残心」できなくなれば、人は心を失い「認知症」になる、と理解しています。   _ということで、これから(私が苦手な)机の上を片付けてみます。

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  • 29 Mar
    • クラシックギター 基礎講座2をアップしました!

          レッスンで生徒さんに撮ってもらった動画をYoutubeにアップしました。せっかくなので、スペイン語の字幕も付けました。要点のみの解説ですが、恐らくこういった事は、教科書等にまだまだ書かれていません。練習にお役立て頂ければ幸いです。   ぜひ、教室の体験レッスンもご利用下さいませ!   吉住ギター&スペイン語教室 初心者歓迎、新規生徒募集中! http://www.yoshizumi-guitar.com/

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  • 22 Mar
    • 出稽古の一日

      今日は一日中出稽古でした。北千住駅のルミネ内にあるよみうりカルチャー、門前仲町のギターサークル共に今年度最後のレッスンでした。通常レッスンのほかにも体験レッスンあり、総会ありで、今までの総括と新年度への方針を話し合いました。どちらのレッスンもグループレッスンで運営しており、新規参加者を募集中です。ぜひこの機会にギターを始めましょう!

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  • 21 Mar
    • 習うこと つながること

          本人の「やる気」を引き出すことが、教育の核心だという言葉を聞いたことがあります。でも私は「やる気」という言葉だけでは、物事を習得するモチベーションとしては、まだまだ足りないと思っていました。 ジュディがこのインタビューで言っている「コネクション」は、言いえて妙だと思いました。「やる気」の上に、対象と「つながる」という作用があるのとないのとでは自ずから結果が違いますからね。日本語で言い換えれば「信頼関係」なのかな。相手が大人であれ子どもであれ、一期一会は大事ですね。自分も備えるし、相手にも備えてもらう所に教育があるんだと思います。

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    • Amebaブログはじめました

      皆さん、はじめまして!    ギタリストの吉住和宏(よしずみ かずひろ)と申します。東京豊島区大塚にある自身のギター教室を中心に活動しています。学生の頃は、バンドでEベースを弾いていましたが、ギターの製作に興味を持ち、スペインに3年半ほど留学したらギタリストになっていました!(笑)教室ではオールジャンル教えていますが、クラシックギターや伝統的なスペインギターが、私のスタイルです。たまに、専門誌への寄稿や来日ギタリストのスペイン語通訳、映画の字幕翻訳なんかもします。  ギターは、身近で魅力ある楽器である反面、独学で身につけるのは難しい楽器だと思います。教室に通ってこられる方には本人にあったアドバイスをすることができるのですが、必ずしもすべての人が教室に通うことはできませんよね。  このブログには、日々のレッスンで気がついた事等をメモ代わりに残していこうと思っています。私の教室や活動を知ってもらうためと、ギターで悩む方の手助けになればという思いから立ち上げる事にしました。  基本的には、「報告」「告知」スタイルになると思いますが、ご意見や感想など頂ければ、内容に反映していきたいと思います。これからよろしくお願い致します!   教室のHP http://www.yoshizumi-guitar.com/

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