今日は気晴らしに遠出をしてみることにしました。
知らない街に行くことはいいもんで、
なんだか心も体もリフレッシュされました。
ところが、
散歩で調子に乗りすぎて、迷ってしまいました。
困ってウロウロしていると、
いかにも地元に詳しそうなチャウチャウ犬に出会います。
「こんにちは。白犬さん。道を教えてくださいませんか？」
「知らない顔だね。道に迷ったの？」
「そうなんです。〇×町はあっちですか？」
「チャウで～」
「じゃあ、こっちですか？」
「チャウで～」
「じゃあ、どっちなんですか？」
「チャウんとチャウか」
「・・・。じゃあ、あっちに行ってみます」
「チャウ言うたやろ！」
「・・・。じゃあ、こっちに行ってみます」
「だから、チャウって！」
「・・・。どっちにしようかな」
「どっちでもええんチャウか」
「・・・。（やっぱりこの犬、道を知らないんだ）
ありがとうございました。」
とりあえず、お礼を言って、その場を去ろうとしたニットにゃん。
その時、
「絶対チャウ！」
と最後の否定を食らってしまいました。
否定されまくって
なんともやりきれない気持ちのまま
歩き続けていると
なんとか、知っている場所に出てきて
無事に帰ることができました。
そんな変な一日でした。