2011年07月11日

新サービス「wellnote」オープンβ版リリースに際して:代表の想い

テーマ:起業2年目
新サービス「wellnote」のオープンβ版リリースに際し、私事で恐縮ですが、私の小学校時代のお話をさせていただこうと思います。

私の両親は、神戸の実家で今でも元気にしていますが、私が物心ついた時くらいから、私の母には持病がありました。

今ではすっかり元気になっているのですが、私が小学校くらいの時には、母の調子はあまりよくありませんでした。

母は、私の実家である神戸の田舎町から、京都にある京大病院まで、片道3時間くらいかけてはるばる頻繁に通院していました。祖母(母親の母)が京都に住んでいたこともあり、京大病院に行く時には必ず京都の祖母の家に一泊して翌日神戸に帰ってくるというのが、いつものパターンでした。

そんな母親がいない日に、家族の晩御飯を作るのは、私の担当でした。
いつも決まってカレーを作るのですが、小学校低学年から中学年くらいの私にとっては、それがかなり億劫なことでした。

父を含めて男4人分のカレーになりますので、大量のじゃがいもとたまねぎの皮を剥かなくてはいけません。母から20個のじゃがいもを入れるように言われていたのですが、少しさぼって18個とかにしていたのを覚えています。

しかも、カレーを作るために、その日は友達の遊びを16時くらいに終え、帰宅しなくてはいけません。友達の遊びがピークに達している16時くらいに、自分だけ帰るのは寂しいものでした。

今から振り返れば、そんなにたいしたお手伝いでもないのですが、当時小学生だった私は、「なんでわざわざ京都の京大病院まで3時間もかけて通院するんだろう。もっと近い場所にかかりつけ医のお医者さんがいればいいのに」といつも思っていたものです。

そんなある日、忘れられない出来事が起こりました。
私がまだ小学校3年生くらいの時だったと思います。突然京大病院の先生から電話があったのです。その日は母親がたまたま買い物に行っていて外出していたので、私が電話に出ました。

「京大病院で医師をしている○○と言いますが、お母さんいる?」

とその先生が言いました。外出で今いないと私が伝えると、その先生が、

「そっか。じゃあ、お母さんに伝言しておいて。ヘモグロビンの値が○○で、今回は正常でしたって」

と言いました。小学3年の私には、当然ヘモグロビンがわかりません。

「ヘモヘモ、、ヘモグ、、、、なんですか?」

と私がどもっていると、先生が電話口で笑いながら、

「へ、モ、グ、ロ、ビン。言えばお母さんわかるから。それでは、よろしく~」

と言って電話を切りました。

私にはその電話の意味がちんぷんかんぷんでしたが、それを買い物から帰ってきた母にそのまま伝えました。すると、母が突然大喜びの表情で、

「私の検査結果を○○先生がわざわざ連絡くれはったんやわ!わざわざ神戸から京都まで、検査結果を聞くためだけに来るのは、かわいそうやって気を使ってくれたんよ。嬉しいわあ。ところで、ヘモグロビンってのは、酸素を体中に運ぶ大事なもの。」

と言いました。

私はまだ若干小学3年生でしたが、母からこう言われて、「お医者さんとつながることは、こんなに嬉しいことなんだ!」と強烈に思ったのを、鮮明に覚えています。

小学校時代のこのような経験により、「かかりつけ医がもっと近くにいればいいのに」とか、「お医者さんから電話があるとこんなにお母さんはうれしいんだ」といった思いを持つようになりました。

これまでのブログで、私達の経営理念は、「人々の健康生活を支援するインフラを創造する」ですと申し上げてきました。

その意味するものは、家族の絆をさらに深めると同時に、家庭と医療従事者がつながるプラットフォームをインターネット上に作るということです。

私自身、なぜ自分はこのことに強い想いがあるのかと、ふと思う時があります。それはおそらく、私自身のこの小学校時代の経験に根ざしているのではないかと思っています。

本日、ようやくそのプラットフォームを皆様にお見せできることになりました。名前は、「wellnote(ウェルノート)」といいます。

「welnote」は、他人には見せない「家族間ならでは」のクローズド・コミュニケーションツールとして利用でき、同時に離れて住む家族の健康ケアをサポートできる、新しいパーソナル・ネットワーク・サービス(PNS)です。

「wellnote」により、親と子のつながりがより深くなり、家庭と医療従事者がつながることで、日本中のご家庭の健康生活に少しでも貢献できればこれに勝る喜びはありません。

子から親へ、親から子へ思いやりがつながる。医療従事者から家庭へ、家庭から医療従事者へ思いやりがつながる。「wellnote」を通じて、人々の思いやりがつながれば素晴らしいと思っています。

「wellnote」は、思いやりがつながる、新しい家庭内コミュニケーションツールであり、今までになかった新しいパーソナル・ネットワーク・サービス(PNS)です。

「wellnote」が、ツイッターやフェイスブックのようなソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)と連携する、新しいパーソナル・ネットワーク・サービス(PNS)として社会に広がり、「人々の健康生活を支援するインフラ」となるよう頑張っていきたいと思っています。

どうぞ、一度試してみていただければ幸いです(無料です)。そして忌憚なきご意見をいただければと思います。弊社エンジニアチームを含む社員一同、全力で改善していく所存です。

何卒ご支援の程、よろしくお願いいたします。

■「wellnote(ウェルノート)」のURL: http://wellnote.jp

2011年7月11日 
ウェルスタイル株式会社
代表取締役社長
谷生 芳彦
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コメント

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2 ■Re:無題

>かじろさん
ありがとう!そうなんです。是非家族で使ってみてください。

1 ■無題

たにお、おめでとう!サービスを見て、なるほどこーいうことを言っていたのだなと思ったよ。

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