野球とは、一つのボールにチーム全体、球場全体の人たちが集中し、「投げる」「打つ」「取る」

という行為を幾度となく繰り返しその中で勝負をしています。


僕はもともと内野手でもありましたし、投手もしていましたが、高校からは本格的に投手をしてい

たので「投げる」ということは特に意識をしていました。


高校のはじめに怪我をしてしまったこともありますので今野球をしている子達には怪我をしてほしく

はありません。


ですから今回は野球少年に多いケガについて書いていきますね




■よく聞く野球肘は一体何のことか?



野球肘とは投球による使いすぎを原因として起こる肘関節部の炎症で、正式には「上腕骨内

側上顆炎」と言います。


最近ではメジャーのマー君がなっていて手術を受けていましたね、投手がなりやすいもので

やはり投球による肘への繰り返しの負荷により筋肉や筋膜に炎症が起きてしまったため投げる

動作などで痛みが出てしまいます。





■もう一つ、野球肩とは一体何のことか?




野球肩とは、上腕骨の肩周辺で発生する炎症などの投球フォームに伴って発生するスポーツ障害の総称で、小学生に多く見られることから「リトルリーグ肩」と言う異名を持っています。

こちらも基本的には使いすぎなどではありますが、投球フォームが悪いとリスクが高まってしまうので要注意です


■どちらも予防する手はあるのか?

野球肩、野球肘ともに予防するためにはまず、自身が、お子さんが投げすぎてはいないか、フォームに乱れはないかなどをチェックして、改善することが一番です、投げすぎの場合は試合などで投げすぎないようにする、これは選手自身より指導者によるものが多いです、自身でできることは、痛みや違和感があれば遠慮なく指導者や親に伝えることです、それにより何かしらの対策を練ってくれるでしょう

フォームの場合は自分ではシャドウピッチングなどで肘の位置が下がっていないか、身体が開いていないかなどを確認するなど、ほか指導者などに見てもらう等によって改善を計っていきましょう


■僕の経験から親の方にお伝えしたいこと



僕自身も肘に怪我をおってしまいました、「離断性骨軟骨炎」というものでした

こちらについてはまた書いていきますが

保育所の年長から野球を初めて、毎週2~3回練習し、日曜日は試合

試合では毎試合出場し、投手や、捕手、三塁手、遊撃手など様々なポジションでプレーをしていましたのでほぼ全ての試合でフル出場でした

その負担によって、まだ幼かった僕の肘は悲鳴を上げ、軟骨に異常が見られるようになったのです

しかし実際に肘に痛みが出ることはあまりなく、イマイチしんどいな~というくらいでした

自分ではそんなことになるなんて夢にも思っていませんでしたから、ひたすら野球を楽しみながらボールを投げていると、結果としては怪我をしてしまいました

ですから、保護者の方には息子さん、娘さんの肘の状態は特に注意をして見ていて欲しいのです


■まとめ


野球肘とは、過度の負担により肘の場所に炎症を生じた状態


野球肩とは、肩周りの炎症のことで、投球フォームなどが良くない場合はリスクが高まる


予防するためには、投球制限や、フォーム改善をしていくことが大事


痛みがないからといって肘の状態は大丈夫ということではないので、定期的にチェックしていくことが大切です


というような内容です


どちらにせよ、投げすぎや投球フォームの改善というのは野球をする上で必ず行わないといけないものですのでこの機会に少しでも取り組まれてはいかがでしょうか

投球フォームのチェックやケガの予防などでも気になることがありましたら

ご連絡いただければと思います

一番は子供たちがずっと野球を楽しんで行うことだと思うのです。

そのお手伝いが出来るなら治療家として本望ですね



ご連絡はこちらまで

yo-han@outlook.jp



最後まで見ていただいてありがとうございました