マイカーの住人! | 知財業界で仕事スル

知財業界で仕事スル

知財業界の片隅で特許事務所経営を担当する弁理士のブログ。

最近は、仕事に直結することをあまり書かなくなってしまいました。

本人は、関連していると思って書いている場合がほとんどなんですが…

昨年12月に買ったばかりのマイカーが壊れた。どこが問題かというと、ウインドウウォッシャー液が出なくなった。

新車で買って3か月そこそこでこれはまずい。日本車(H社製)なのに。日本車のクオリティーもダメになっていっているのか。こういったメンテが面倒くさいので、4年しか乗っていない前の車から新車に乗り換えたのに、無意味だった…などなどと心中憤りながら、近所のカーディーラーのショップ(修理部門)に予約をとって行ってきた。

修理してもらうのに待っていると、やがて係りの人が来て、説明するからちょっと見に来いという。彼の後について修理中の愛車のところにいって驚いた。なんと、故障の原因はリスだった。H社のみなさん、濡れ衣を着せてしまってごめんなさい。

車のボンネットの裏側(エンジンルーム側)に、緩衝材が貼ってある。たぶん静音のためだと思う。そこにリスが住みついていたのだ。緩衝材は、リサイクル繊維(たぶんグラスウール)で作られた分厚いマット状のもので。そのマットをほじくってリスが巣を作ったようだ。普段はボンネットは開けないし、開けたとしても黒くて固いシェルで緩衝材をカバーしてあるので、シェルの中でリスが緩衝材を使って住んでいるのには気づかない。もちろん、カーディーラーでみてもらったときにはリスは居なかったが、木の実の食べかすがたくさん残っていたので、その食べっぷりからリスであることがわかった。

ともあれ、リスが住んでいるだけなら、特に実害はない(住んでほしくはないけれども)。問題は、その緩衝材とボンネットとの間に通されたウインドウウォッシャー液用のゴムチューブにあった。そのチューブが、リスの家には邪魔だったようだ。マットをほじっくって巣を作ったのだが、そこにゴムチューブが通っていて邪魔になる。マイホームをより快適にするにはチューブを取り除かないといけない。というようなことだったのだろうと思うが、ゴムチューブをリスがかじって切ってしまった。

この結果、ウインドウウォッシャー液はフロントガラス用ノズルに供給されなくなった。これが、今回の故障の原因だ。

修理するのにパーツを取り寄せないといけないということで、最初のディーラー訪問はそこまで。

昨日、パーツが届いたとの連絡がカーディーラーからあったので、再びアポイントメントをとり、車をカーディーラーにもってきた。今これを、修理を待ちながら、持ってきたラップトップで書いている。WiFiもあるし、普通に仕事ができるようになっているのはありがたい。

暇にまかせて、ネットで調べてみると、類似の被害にあった人のウェブページがあった。
http://www.bimmerforums.com/forum/showthread.php?1200377-There-s-a-Squirrel-Nest-in-my-Engine-Bay
私の車では、カバー(シェル)に穴はあけられていなかった。ボンネットとシェルとの間の隙間から中に入り込んだものと思われる。

修理が終わったら、ネズミ除けのスプレーをホームセンターで買うつもりだ。ネズミもリスも同じげっ歯類なので、リスにも効果があるようだ。



修理が終わり、ホームセンターへ直行し、お店の人の勧めにしたがって、これを買った。
http://www.amazon.com/Earth-Natural-Botanical-Rodent-Repellant/dp/B00GXFBRZI/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1460482863&sr=8-1&keywords=fresh+cab+rodent+repellant

さっそく使ってみたが、とりあえずはその効果のほどはわからない。たぶん、次に寒くなってくる秋に再度、この種のネズミ除けを買う必要があると思われる。

そもそも、結構長い海外出張の間、車をそのままにしておくのがまずいと思われるので、私が出張している間は妻にできるだけ頻繁に乗ってもらうのがよいのだろうと思われる。

自然が豊かで緑の多い住環境も善し悪しというところだなぁ…