知財業界で仕事スル

知財業界の片隅で特許事務所経営を担当する弁理士のブログ。

最近は、仕事に直結することをあまり書かなくなってしまいました。

本人は、関連していると思って書いている場合がほとんどなんですが…


テーマ:
イタリア・ドイツと周ってきて、DCに戻ってきた。この週末には今年最後の出張旅行になる
(DC)→日本→韓国→中国→マレーシア→(DC)
の旅に出る。それが終わるころにはクリスマスが近い…


今回の出張旅行でまじまじと感じたのが、イタリアの歴史の深さだ。イタリアよりも古い歴史をもったところは、他にもある。しかし歴史的な事物が、今なお現役として使われている状態で残っているところという意味では、イタリアが最高峰だろう。

たとえば、訪れたある都市の大学の解説に「著名な卒業生」というのがあり、その筆頭に“コペルニクス”とあった。私の想像力をはるかに超えた時間スケールの長さがそこにあり、私は笑うしかなかった。

別の都市にある特許事務所を訪れたときに、最近引っ越されたところなのだが、最初に間違って古い方に行ってしまった。

その古い方のアドレスにあるビルは、旧市街の昔ながらの石畳の道路に面しており、入り口に鎮座する巨大な木製ドアーに代表されるように、何もかもが100年の時を止めたかのように静かに重厚さを保っていた。中に入ると、薄暗い廊下と階段があり、シンと静まり返っていた。

我々が引越し後の始めての来客だと言った事務所代表の説明によると、その旧アドレスのビルは1200年代に建ったものだそうだ。それが今でも普通にビジネスビルとして使われている。

そこから引っ越した理由は、ビルの壁が厚すぎて携帯電話やWiFi接続がうまくいかないからだそうだ。

訪問の礼状のEメールに、1200年代に建ったビルが今なお普通に使用されているのは驚きです、みたいなことを書いておいたら、それに関して下のように返事が来た。

>The first construction of our previous office building dates to the 1200s, but substantial changes were made during the 17th century by the joining of two adjacent homes…

その後の彼の解説は省略するが、「13世紀に建ったのではあるが、17世紀に大改築されているんです」みたいな説明を受けても、単に“古いです”と言っているのと変わらないように私なんかは思うのだが、イタリア人の時間感覚は少し違うようだ。

ともあれ、遺跡感覚で残っているビルではなく、たくさんの古いビルが現役のままに残っていて、それが普通に使用されているという意味で、イタリアは傑出した存在だと思う。



もちろん今回の出張旅行は、そのような歴史的事物を楽しむためのものではなく、特許事務所業務関連でおこなったもの。今回初めて、イタリアの会社のアセンブリーラインを見学させてもらったが、非常に洗練されていたので驚いた。これで驚くのはイタリア人に対して失礼なのかもしれないが、“イタリアにはたくさん中小企業があり、そこでは泥臭い業務をしている”みたいな先入観(小説“下町ロケット”の会社みたいな感じとでも言おうか)があったのだが、それは大いなる勘違いであった。


さあて、次の出張の準備にかかるか…



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