http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3440.html

>(株)ワイキューブ(資本金8775万円、新宿区本塩町21、代表安田佳生氏、従業員88名)は、3月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。


いやあ、ビックリしました。

記事によると、最高潮の2007年の年収が46億1400万円で、それが2010年には14億8000万円となり、比較的Volatilityの高い業界とはいえ、この減少には耐え切れなかったようです。

とても残念です。



つい先日、安田氏の近著「ぐっとくる?」を読んだばかりでした。

「ぐっとくる?」を読んで、私が電子フォトフレームに集めているアフォリズム集に加えたのは…

>顧客を明確にするということは、顧客ではない人を明確にするということでもある。

>安さと引き換えにこだわりをなくしてしまったら、小さな会社にはもう何も残らなくなってしまう。

>考えなくてはならないのは、「なぜ売れないのか」ではなく「なぜ売れたのか」なのだ。

>何かを大切にしてきたということは、何かを犠牲にしてきたということでもある。

>価値観の共有はできても、価値観の強制はできない。



今でも、基本的な考え方は悪くないと私は思っています。日本が良くなっていく為に日本で発展していかねばならない考え方を、安田氏特有の深い思考過程から紡ぎだし、それを言葉にして発信しておられました。

しかし、“勝てば官軍、負ければ賊軍”…ということになるのでしょうか。 …いやいや、ワイキューブの成り行きとは関係なく、安田氏の言葉は輝いていると思います。



>何かを大切にしてきたということは、何かを犠牲にしてきたということでもある。

今回の倒産は、「犠牲にしてきた何か」に復讐された結果ということもできるかと思いますが、安田氏が「大切にしてきた何か」はその復讐に抗って勝利を収めるだけの力を十分に持っていると私には思えます。
“敗軍の将”の立場はこれからも困難なことをもたらしてくると思いますが、「大切にしてきた何か」を信じて是非跳ね返していただきたいです。

がんばれ、ワイキューブ!
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