色ぶる日記さんによるTrack backによって知った情報だが、

特許審査、最短2週間・特許庁がバイオ、ナノテクで試行
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080507AT3S0500F05052008.html
 特許庁は5日、特許の審査を2週間から1カ月で終える「超早期審査制度」を創設する方針を固めた。バイオテクノロジーやナノテクノロジー(超微細技術)などの先端技術分野を対象に、10月に試験導入する。現行の早期審査制度に比べて審査期間を1カ月から2カ月半短くする。企業や研究機関の間で先端技術を巡る特許取得競争が激化しており、審査を速めて国際的な競争力を持つ有力技術を育てる。
(日経:08年5月6日)

これは、なかなかやるな、と思った。

世界の特許3極が、米欧日から米欧中に移り変わる中、この特許庁の動きは高く評価したい。



米国には、ロケット・ドケットと呼ばれる特急裁判を行う裁判所がある。名前どおりに裁判が早いので、早期決着をねらった裁判に使われる。スピードを買うわけだ。

日本は特許市場価値として中国に遅れをとる状況にすでになっていると思うが、それでも決して小さくは無く、そこで早期に出願が審査され特許されていくシステムは日本企業のみならず世界中の企業にとって使い道のあるものとなるのではなかろうか。

世界の特許3極のうちの1極が日本から中国に移るといっても、それは特許権の持つ市場価値を基準にした場合の話であって、審査の質から言えば、日本の特許庁は3極の1つどころか世界のトップと言ってよいと思う。
その力を活用した「超早期審査制度」に期待したい。



横並び精神ではなく、地球規模でこのような「出る杭」になる活動を日本の特許庁にはどんどんやっていただきたいと思う。

AD