一期一会

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これまで一緒に仕事をさせていただいた方の中で、
ほとんど1~2回しか出会っていないのに、
深い印象を残したり、強い結びつきができた方が結構いる。

2005-2006年、「日本におけるドイツ年」というイベントがあり、
その準備のために、日本で活動しているドイツ企業の
日本人PR担当者を一堂に集め、協力関係をつくるための
1日ワークショップをティムと担当させていただいたことがある。

初めての試みだったため、文字通り、ゼロから内容を構想したのだけれど、
ドイツ文化の資質とは何か、そして日本文化との共通点は、ということで、
みなさんと考え、イベントのコンセプトづくりをしたのは、
結果的にとてもうまくいき、充実した体験となった。

1日の終わりに、グループ別のディスカッションの結果をまとめ、
ドイツ人の大使や商工会議所の方々に発表することになり、
ある会議サービスの会社のスタッフ3人と協力して、
急いで資料を作成。

日本語によるディスカッションのまとめを急いで英訳し、
それをパワーポイントにどんどん仕上げていく。

その会社のスタッフの方々は、時間が切迫している困難な状況の中で、
とても献身的で辛抱強く、柔軟に対応してくれて、
それまで一度もチームを組んだことがなかったのに、
あうんの呼吸で、作業が信じられないほどスピーディに進み、
無事イベントを好評の内に終了。

たった1日の出会いだったけれど、
プロフェッショナルかつハートフルで、
とても充実した素晴らしい体験だった。

その時のひとりから、最近、久しぶりに連絡をいただき、
仕事の依頼を受けたけれど、お互いにずっと覚えているのは、本当に素敵なことだ。

他にも、仕事上、非常にプロフェッショナルなやりとりをしつつも、
お互いを尊重し、お互いの存在に感謝する魂の交流のような関係がもてた相手もいる。

そして一度だけ、仕事でお会いしたにも関わらず、
とても意気投合して、25年ぐらい、
主に年賀状を通じて温かなやりとりが続いている相手も。

たとえ短期的であっても、仕事上の役割を超え、
充実した心と心のつながりがもてるのは、
それぞれが仕事の中で本質を追求し、
「人間対人間」という視点から、お互いにリスペクトし、
感謝の気持ちをもつからなのかもしれない。










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