今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

大晦日から新年にかけては、

毎年のことながら「始まり」と「終わり」をとりわけ実感する時で、

新年に向かって世間の活動が低下し、静けさが増してきます。

また、一年のうち、どの時期よりも

日本が急速に伝統的な雰囲気になっていくのを味わいます。

 

年末年始だからこそお仕事に忙しい方もいますし、

ここ伊豆でも観光業は大忙しですが、

それでもふだんの時が止まったかのような時期です。

 

私とティムの年末年始、今回は・・・。

 

まずは大晦日ですが、朝市でゆず湯のためにゆずを購入しながら、

冬至にはできないままだったので、

ようやくこの日に家のお風呂(伊豆ならではの温泉)に

朝市で買ったゆずを入れて入りました。

 

たっぷり入れたゆずの香りにとても癒やされます。

 

たまたまの流れとはいえ、

新しい年を迎える前のみそぎのような感じでした。

(なんとなくすることが、あとで振り返ってみると

しっくりするということがよくあります。)

 

あとはふだんのように、松飾りを前日に飾り、年越しそばをつくりました。

例年と違うのは、今年は特別ということですが、

朝市でおさだ農園さんが門松を販売していたので、

立派な門松を玄関に据えました。

 

伊豆高原では、手作りの自然な松飾りが手にはいるので、

ありがたいです。

 

シンプルなものであれば、自分でもある程度はつくれるでしょう。

門松はハードルが高いですが。

一対となる雌の松と雄の松では、形状も作り方も違い、

設置する位置も、雄が左、雌が右となっています。

 

そして大晦日の夜は、ふだんはNHKの「ゆく年くる年」を見て、

全国各地(被災地も含め)の年越しに思いを馳せるのが好きですが、

今年は日付が変わる直前に、地域の神事の中心となっている

八幡宮来宮神社にお参りに行きました。

 

この神社は769年創建で、深い杉木立ちの中にあります。

 

ここには例年元旦の朝、お参りに行っていますが、

この深夜の時間帯に行くと、

焚き火のそばで集まっている人たちに

お餅や甘酒、お酒のふるまいがあったり、

櫓の上からおもちなどを撒いたりします。

 

お正月のために帰省したのか、

ふだんはあまり見ない若い人たちも含めて大勢の方が

詰めかけています。

 

山を背景にした杉木立ちの中の神社。

闇の中に焚き火の赤い炎がゆらめき、

そこに和やかに集う人たち。

とても平和な光景です。

 

実はこの神社は、昨年私たちがずっと地域の問題として中止を求めてきた、

大規模森林伐採によるメガソーラー建設予定地のすぐ近くにあり、

土砂崩れや生態系への影響がとても心配されています。

 

先月、メガソーラーに反対する集会で地域の方々が300名を超えて

集まった際にも、この神社の宮司さんが切実な声を上げて下さっていました。

 

そういうこともあり、今年は地元の方がお参りを始める

深夜の時間に行こうと思って神社を訪れたのですが、

この平和な光景を見て、この自然や生命、暮らしを必ず開発から

守らなければという思いを新たにしています。

 

神社での祈願では、感謝の気持ちを捧げる他、

初めて神社のためにも祈りました。

 

帰宅してから少し眠り、元旦の朝はいつものように

初日の出を見に行きました。

 

歩いて森の中を通り、海岸に出て、

他に誰もいない静けさの中で座って日の出を待ちます。

 

日の出そのものだけでなく、

その前の時間の空と海の美しさに心洗われます。

 

日の出の後もしばらくそこで過ごした後、

家に帰っておせちを食べました。

 

おせちは、ないと寂しいのですが、

今のところ自分でつくりたいというほどのエネルギーがないため、

大体いつも伊豆高原のタイ料理のバーンハタさんに

お願いしています。

 

タイ料理のアレンジが入っていて、とてもおいしいです。

(伊豆高原から遠い方であれば、東京のみどりえさんの

オーガニックおせちもとてもお勧めです。)

 

お雑煮は自分でつくります。

 

この3日間は、あまりSNSに触れることもなく、

自然の中と家で静かに時間を過ごしました。

 

新年の扉は、私たちをどのような未知の世界に

今年、運んでくれるのでしょうか。

自分の心が望んで進めることと、大きな優しい、

そして心豊かな流れの調和を感じながら、

信頼して進んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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