新年のご挨拶

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本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

喪中(正確には、忌中)のお正月というのは初めての体験で、

お節料理もお正月のお花も用意しませんでした。

(これは習慣だからというだけでなく、やはりその気になれず。)

 

でもお祝いとしてではなくお正月らしいお食事をいただき、

美しいお花を活けました。

 

年賀状も出さず、「明けましておめでとうございます」の挨拶もせず、

神社にも初詣をしない、とシンプルにゆっくり過ごすのも

よいものです。

 

ただし初日の出はいつものように伊豆の海辺から。

 

今年は、見たことのない、美しい光の筋がいくつも差す中、
暖かく、穏やかな始まりでした。

今年がどのような流れであっても、心穏やかに、
起きてくる現実と調和した流れの中で創造していく一年で

ありたいと感じています。

 

ただし穏やかなスタートとはいえ、世界に目を広げると、
戦火や紛争、そしてトランプ次期大統領やEUの動向など、
これから起こることへの恐れや不安がある中で、
新しい年を迎えたということもできます。

どのようにしたら、私たちは自然環境と調和しながら、
持続可能な社会を創造していけるのか、という問いかけに対して、
アインシュタインの有名な言葉をよく思い出します。


---「いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって

解決することは できない。」

社会のゆきづまりは、それをつくりだした自我意識、

またそこからくる二元論(善/悪、正しい/間違っているなど)

からくる敵・味方の意識を超えない限り、
解決できないことを改めて考えさせられます。

こうした考え方は、私たちの活動のベースになっている

トランスパーソナル心理学が1960年代に生まれた背景に

すでにあったことであり、
問題というのは、意識の問題であるとも言われていました。

以来、意識はあまり変わっていないどころか、

ナショナリズムやポピュリズムの台頭が、
最近心配されるようになっています。

流動化していく社会の中で、感情に訴える、

力強いリーダーを求める風潮もあるのでしょう。

一方で、二元論に陥るのではなく、異なる立場を超えて

共通の基盤を探したり、多様性に開かれた社会の試みも

広がっていますし、そのための具体的な方法についても、
さまざまに編み出されるようになっています。

トランプ次期大統領が「恐れ」の感情を多くの人に引き起こすのは、

興味深い現象です。
トランプというのは、私たちの中にある無意識の恐れにつながっている、
ひとつの象徴的な存在なのかもしれません。

私たちはどのようにして恐れに屈することなく、

心の平和や、自分も含めた個々人の存在を尊重することに

しっかり根ざしつつ、可能性を開いていくことができるのか。
それも具体的に。広がりをもって。

エニアグラムに限らず、バイロン・ケイティ・ワークについてもそうですが、
自我や二元論を超え、多様性に開かれた考え方やあり方が、
広い意味での教育の現場で伝えられるようになることを願っています。

ちなみに、トランプ次期大統領をタイプ8のパーソリティというエニアグラムの
視点から見ると、思考や感情、行動パターンが非常によく表れていて、
とても参考になります。

反応に対する反応に飲み込まれないために。
本質に立ち戻るために。
 

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