先日のブログで、「3つの本能(自己保存的・性的・社会的)」についてお話しました。

エニアグラムの考え方では、誰もが「3つの本能」すべてをもっています。
この3つの本能というのは、生まれつきもっている生存本能です。
ただし、人によって、3つの内、ひとつが発達し、別のひとつが未発達に
なりやすいのです。

自分がいる環境が快適であるように整える「自己保存的本能」は、
もっとも基本的な本能です。

元々の生存本能としては、生命を維持するために必要な食べ物や水、
シェルターなどを確保することに関わっています。

現代社会において自己保存的本能が発達している人は、
たとえばどこかの会合に出かけていく際に、
トイレの位置、部屋の温度や換気、休憩時間などが気になります。

プライベートであれば、快適な空間を保つために掃除をしたり、
人によっては、家計のことや貯蓄、保険をしっかりするという人もいます。
また、健康にとても気を使う人もいます。人によって表れ方が異なります。

時間やペースなど、自分を守る枠が結構、はっきりしています。

一般的に、自己保存的本能が発達している人は、身の回りをきれいにする
ということがそんなに苦痛ではありません。また、家計簿をつけたり、
書類を作成するということに対してもあまり抵抗がありません。

ただし、自己保存的本能が発達している人でも、不健全になると、
たとえばサプリメントの摂り過ぎで、バランスを崩すとか、
生活費を節約しようとして、暖房を使わないことで体調を崩す、
家のセキュリティが気になりすぎて、そのことにお金を使いすぎる
というように、自己保存的なところが裏目に出ることもあります。

逆に、この自己保存的本能が発達していない人は、
自己管理がうまくできない傾向があります。
たとえば、仕事に夢中になっていて、食事を忘れるとか、
貯金がなかなかできなかったり、心身のケアがおろそかになったり。
また、家の中の片付けが後回しになったり、時間の約束に遅れ気味だったり。

この3つの本能は、仕事の選択にも影響を与えます。

自己保存的な仕事というのは、たとえば衛生管理、
経理、銀行、警備、メインテナンス、編集、図書館司書
といった仕事などが典型的です。
ただし、自己保存的な要素があれば、広範囲の職種に
就くことができます。

3つの本能についてのワークショップはこちら
4/25(日)東京で開催します。
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