吉川直子の人事・労務・人材活用実践ノート

株式会社シエーナ代表取締役/社会保険労務士&ビジネスコーチ 吉川直子の公式ブログです。


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とても、とても、尊敬する人がいます。それは、心理学者のビクトール=フランクル先生ですメラメラメラメラメラメラ

 

 

フランクル氏といえば、書籍「夜と霧」が有名ですね。

 

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この書籍は私も何度も繰り返し読みましたが、読めば読むほど、深く心に響くようになりました。

 

 

そのフランクル氏が提唱していた「態度価値」

 

 

 

フランクル氏は、人間が実現できる価値として「創造価値」「体験価値」「態度価値」の3つに分類をしており、それぞれ次のように定義しています。

 

 

 

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【創造価値】・・・人間が活動し、何かを作成することで実現される価値のこと。仕事をすることなどが該当する。

 

【体験価値】・・・人間が何かを体験することで実現される価値のこと。芸術を鑑賞したり、自然の美しさを体験したり、家族や友人を愛したりすることが該当する。

 

【態度価値】・・・人間が運命を受け止める態度により実現される価値のこと。様々な環境や苦痛の前では活動の自由(創造価値)を奪われ、楽しみ(体験価値)が奪われたとしても、その運命を受け止める態度は自由に決められるということ。

 

※上記文章は、ウキペディア「態度価値」を参考に作成させていただきました。

 

 

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つまり・・・【態度価値】とは、イヤなことや苦しいこと、例えば病気や苦難で制約された環境であり、仕事で貢献もできずに旅行やおいしい食事もできないようなときも、このような困難な出来事をどのように受け止めるかは、本人次第であるということなのですメラメラ

 

 

 

この【態度価値】をどんな時でも選択できるか、ということは、まさしく人間力が試されることです。

 

 

 

実際にフランクル氏は、アウシュビッツ強制収容所で過酷な体験をした中で、次から次へとやってくる過酷な環境、過酷な運命にも、決して卑屈にならず、誰かを貶めることもせず、どう振る舞うかは本人次第であり、自分のあり方は環境や出来事に左右されないということを、まさに自ら実践されています。

 

 

 

私たちは人間なので、イヤなことや不遇な出来事が起きたときに、マイナスの感情がわき起こり、マイナスの感情に反応した態度をとってしまうことがありますあせる

※こうした態度が、現代の課題として上げられる「ハラスメントの防止」や「リーダーシップの強化」というところにもつながるのですが・・・

 

 

 

ですが、そこで、感情に反応した態度をとるのか、それとも、それ以外の態度をとるのか、結局自分に任されているわけです。

 

 

 

フランクルの「態度価値」は、まさに究極の極限の状態でも、自分の態度は、いつでもどこでも自分で自由に選択をし続けることができる、ということを、身をもって証明してくれています。

 

 

 

激動の現代において、変化を求められ、また、多様な価値観や考え方も受け入れて臨機応変に対応していくことが求められてきています。

 

 

 

また、働き方改革が提唱され、労働時間は削減しつつ、時間当たりの成果は上げるという、1人1人がこれまでより高度なことを求められていて、正直、不安や疲労感もあるかもしれません。

 

 

 

ですが、こうした激動の時代や変化をどう捉えるかも、自由です。

 

 

 

まさに、この現代こそ、「態度価値」をとることができるかの実践の場なのかもしれません。

 

 

 

私自身、激動の時代を実感しつつも、どこかで「できることなら変化せずに逃げ切りたい!!という気持ちもあり(笑)、とはいえ、もちろん逃げ切れるはずもありませんので、ちょっと後ろ向きな気持ちになったときは、このフランクル氏の「態度価値」を思い出すようにしています。

 

 

 

何事もそうですが、実践し続けることは、本当にハードルが高いことですがあせる自分の弱さに負けずに、意識して「態度価値」を実践していきたい、と改めて感じました晴れ

 

 

 



 

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