本日、「第95回全国高校野球選手権記念大会」の決勝が行われ、前橋育英(群馬)が延岡学園(宮崎)を4-3で下し、優勝しました。

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最後までどちらが勝つかわからず、手に汗を握り、ドキドキしながら見つめていました。

結果は前橋育英の勝利でしたが、どちらも全力を出し切り、すばらしいプレーで感動させてくれ、私にとってはどちらも勝者だな、と正直に思います。

前橋育英の高橋光成投手は、初戦で9者連続奪三振という大会記録に迫る結果を残し、一気に注目を集めました。

試合後、殺到した取材陣にちょっと戸惑うような表情を見せていました。

もじもじしながら「完封できたことが嬉しい。ちょっと弱気になってしまうところが課題です」と話していました。

その後高橋選手は、2試合連続1-0完封勝利、自責点0で決勝に進出。

この短期間で初戦の高橋選手とは大きく変わったような気がします。

今日は、にこにこと人なつこい笑顔で、嬉しそうに、前よりも堂々とした口調で、取材陣の質問に応えていました。

ただ、彼はまだ2年生。

「来年もまた甲子園で勝ちたい」と話してくれましたが、どんな成長した姿を見せてくれるのか楽しみですニコニコ


対する延岡学園

昨日の準決勝のあと延岡学園を取材しにいったとき、部屋の隅にマネージャーの女の子女の子が立っているのを見て、声をかけてみました。

牧野直美さんという記録員としてベンチ入りしている高校三年生のマネージャーさんでした。

初めは気軽な気持ちで「なんで野球部に入ったのですか?」と伺うと、

「中学三年のときに好きだった彼が水難事故でなくなってしまって、その人が甲子園に行きたいという夢を持っていたから、高校に入って野球部に入りました」と教えてくれました。

予想していなかった話だったので驚きましたが、その後きいてみると、

その彼は、同じチームメートの吉田選手に中学のとき、延岡学園で一緒に野球をやろうと誘われていたそうです。

「彼のために野球部に入るなんて本当に好きな人だったのですね」と聞くと、

「はい、大好きでした」

「牧野さんは高校三年生で、今は他に好きな人はいないの?」

「いえ!彼一筋です」とはにかみながらも、まっすぐな瞳でこちらを見ながら教えてくれました。

そして「選手のみんなには力を出し切ってもらって、彼の分まで優勝してほしい」と話してくれました。

甲子園には様々な想いが詰まっているのだな、と実感した瞬間でした。

音譜クローバークローバークローバークローバー

甲子園リポートも今日で終わりです。

こんなに毎日いろいろな選手にインタビューして、甲子園を満喫できましたキラキラ

「熱闘甲子園」でもオープニングの音楽を聴くだけで、胸がぎゅっとつかまれるような、切ない気持ちになってしまいます。

最近使っていなかったけど、「一生懸命」って本当にいい言葉ですねキラキラ


スタッフルーム。

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なとぅ!!

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「熱闘甲子園」夜11:10ーです!