子どもが自発的に勉強したくなる「大脳のTPJ」の育て方! | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

子どもが自発的に勉強したくなる「大脳のTPJ」の育て方!

昨日、毎週水曜日にレギュラーで出してもらっている、文化放送の「さきどり」で、大脳のTPJ(側頭頭頂接合部)という部分が、信念と連動。

上手くコントロールしたら、子供が自発的に勉強したくなると言ったことを話しました。

 

たまたま、さっき、お子さんを私のクリニックに連れてきたお母様が、とても興味深く聞いくださった・・・ということで、今日はこのお話。

 

 

昨日の番組は、「解散総選挙を脳科学で分析する」というテーマで、アメリカのエモリー大学の研究などをご紹介したのですが、生放送なので、少し教育の話に脱線しました。

 

親子が、至近距離で見つめ合って言葉をかわすと、脳の活動が、話している親と聞いている子どもでシンクロするんです。

その結果、子どもの脳も同じ、TPJが反応するようになる。


だから、勉強が大事だという親の信念が、子どもに共有されるようになるということが脳内で起こるわけです。


去年、教育現場にパソコンが普及した国では成績が下がった・・・というOECD(経済協力開発機構)の調査結果が発表されて、ニュースになりました。


その原因の一つが、生徒がパソコンの画面を見ていて、教師の顔を見る時間が減ったということ。

これによって、勉強が大事だという教師の信念が生徒に伝わらなくなったんです。

 

でも、家庭では、具体的に、親がどうすれば、子どもに勉強についての信念を共有させることができるか。

こちらの本で詳しく解説しています。

 

『受験生専門外来の医師が教える 合格させたいなら「脳に効くこと」をやりなさい』(青春出版社)

ぜひ、ご一読を!

 

受験生専門外来の医師が教える-合格させたいなら-脳に効くこと-をやりなさい