長文読解は段落ごとに効力すると高得点が取れる!【受験・脳機能講座】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

長文読解は段落ごとに効力すると高得点が取れる!【受験・脳機能講座】

長文読解は段落ごとに効力すると高得点が取れる!

今日は、長文読解で得点を上げる方法を伝授!

英語も国語も、昔は、難しい文章をパズルを解くように理解して答える問題が、多く出題されていました。

でも、ここ数年、このようなタイプの問題は、ドンドン少なくなっています。

その代わりに、急増しているのが、全体の論旨を理解できているかどうかを問う出題です。


社会に出ると、こういう能力のほうが、はるかに必要なので、この出題傾向は、大いに支持したいです。

でも、受験ストレスが脳に作用すると、このタイプの問題が解けなくなる傾向があるのです。


一行一行は理解できる・・・。

でも、急いで読むと、全体の意味が分からなくなる・・・。

そんな経験はありませんか。

私にクリニックでも、とっても多い症状です。


そんな方にやっていただきたいのが、一段落ごとに、一言でまとめてしまうクセをつけること。

初めは、練習として、一言でまとめて、段落の横の余白に書いておきましょう。

読み終わると、段落ごとの一言が、縦に並びます。

それを眺めると、文章全体の構造が、視覚的によくわかるわけです。


このとき、コツは、問題用紙から目を離して、眺めること。

お年寄りが老眼のためにやるようなポーズ。

ぞうすると、全体が一覧でき、内容を俯瞰できます。


こういう訓練を積んでおくと、わざわざ余白に書かなくても、頭の中で、一連の作業ができるようになる。


実は、読解力のある人の脳機能を調べると、無意識の
うちに、同じようなことを、頭の中でやっていることがわかります。

つまり、これは、特別なことではなく、読解の王道だといえるのです。


読解問題で点数が取れない人は、ぜひ、やってみてね!

 
 

 

 

 

 

 

 

 

本郷赤門前クリニック