周囲の人を見下すと脳機能が低下する!【受験・脳機能講座】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

周囲の人を見下すと脳機能が低下する!【受験・脳機能講座】

周囲の人を見下すと脳機能が低下する!

受験生が自分の能力に自信やプライドを持つというのは、とてもいいこと。

でも、同級生を見下す気持ちは、持ったら損です。

これによって、脳機能が低下してしまう可能性があるからです。


出演させていただいた『たかじん胸いっぱい』(関西テレビ)の「
秋の健康チェックSP
昨日、オンエアー。

スタジオでは、番組の流れに合わせて、いろいろ医学情報をしゃべったのですが、
今、VTRを見たら、予想外に、たくさん、オンエアーしていただいていて、これは感激!

番組のスタッフに大感謝です!


その中で、受験生のお役に立つ情報をご紹介。

番組では、周囲の人を見下して、あざけ笑うようなタイプの人は、認知症に3倍、なりやすいという研究をご紹介しました。


実は、こういう心理的な状態に陥ると、脳機能が低下しやすいという研究も発表されているのです。

つまり、受験生が周囲の人を見下すと、自分自身の成績が低下する可能性もあるわけです。

思い当たる人は、要チェックです!


理由は、豊かな人間関係による脳へのバランスの良い刺激がなくなってしまうため。

結果として、受験勉強などのストレスがたまりやすくなり、イライラや焦燥感がつのりやすくなります。

試験の直前期に成績が大崩れするのも、このタイプが多いです。


受験勉強は、脳に大きな負担をかけます。

だからこそ、せめて周囲の人との心の交流は、脳機能のリカバーに上位にいかしたいところ。


自分より成績が悪い人と付き合っている方が、成績が上がるという研究もあります。

成績が悪い友だちも、大事な友だち。

心のストレス対策にも、ちゃっかり、利用させていただきましょう。

その分、勉強を教えてあげてね!

本郷赤門前クリニック