Robotのクリーパーズ | 由田企画の千駄ヶ谷だより

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千駄ヶ谷の、桜がきれいに見えるPR会社で働く由田企画のスタッフブログです。

ROBOT
由田企画の事務所から程近くに"A STORE ROBOT"というお店があります。
ここは原宿の外れ、坂を上れば千駄ヶ谷エリアになると言う境界に位置します。
ロンドンのストリート ファッション&カルチャーの草分けとしてスタートし
今もその方針にはぶれが無く、多くのファンを持っております。

確か私の聞きかじったところでは、名古屋が出所の様です。
70年代の終わりに"ASTORE"(スペイン語で大鷹とか)という
雑貨を扱うお店がありまして、その内店主がロンドンの
キングズロードに在ったテッズのお店"Robot"でクリーパーズ
(日本で言うところのラバーソール)を仕入れて来て
店に並べたところ、大ヒット!そして店名も
"A STORE ROBOT"へと変更となりました。

そして80年代初頭に日本のストリートファッションの発信地
「原宿」に出店となるのです。
ここはまた日本でも有名になり始めたヴィヴィアン・ウエストウッド
のアイテムも沢山在りました。
まだインコントロ(その前はオリゾンティ)が扱うはるか昔です。
余談ですがインコントロはケロちゃんコロちゃんで有名な
名古屋の会社興和が持っております。

さて、このクリーパーズですが、色々な呼び方がありまして
「Brothel Creepers」(売春宿を徘徊するやつ)
「Beetle Crushers」(甲虫を踏み潰すやつ)など中々に変です。
このゴム製の厚底から想起するんでしょう。

teds
50年代のテッズの皆さんです。履いてますね、クリーパーズ。