Tenore新堂由暁のブログ

東京を中心に、クラシック作品、オペラなどを歌い演じております、テノール新堂由暁のブログです。
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テノール”新堂由暁”のブログです!

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2月7日に催された「オペラ大好き」は、平日の15:30の公演にも関わらず、盛況の中終演いたしました。
お運びいただいた皆さま、応援くださった方々、いつもありがとうございます!




さて、毎年恒例のこのシリーズ。この季節のものはいつも自分にとって挑戦的なものが多く、昨年はグノー《ロメオとジュリエット》、もう少し昔は、初めてテノールとして舞台に乗れた心持ちがした、ベッリーニ《カプレーティ家とモンテッキ家》テバルドなど、印象に残っている演目が多いのです。


今年は、マスネ《マノン》デ・グリュー。しかも神学校のシーンでしたので、大学卒業以前の無謀な選曲を除けば、これまでで1番重量のある役だったかもしれません。
十分に音圧の必要な中低音、そして高音。たった10分のシーンにも関わらず、通して歌い演技をした日は、いつもヘトヘトでした。

自分で歌えるかどうかは置いておいて、趣味は完全にヴェリズモ(プッチーニなど)に寄っている私にとっては、とても刺激的で且つ嬉しい時間でした。
またやってみたい役の1つです。


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…神父?
どうして胡散臭いのか






そして、アリアは
ヴェルディ《椿姫》アルフレードのアリアを。


このアリア、最高音がさほど高くないことから、大学入学後しばらくたった若いテノールが手にすることの多い曲で、例に漏れずわたしもその1人でした。

確かに、音域としては手ごろでとっつきやすいことは間違いないのですが、そこはやはりヴェルディ。実際にその様式に則って取り組むとなると、上記のマノンよりもさらに我慢の時間が長く、なんとも体力の必要なプログラミングとなったのでした。
私にとって、学部の4年の前期試験や院試にも使った、そして書いていて思い出したけれど、初めてオーケストラとソロで歌った曲も、このアリアでした。

だとすると、恐らくそこから3年ほど人前では演奏してこなかったこの作品。ようやく、ほんの少し自分のレパートリーに近付いてきた気がします。



思えばだいたい22歳頃から、重量をワケあって逆行するような形で勉強してきて、ここにきてようやくまた反転するところまで来れたのかもしれない。今年は、そんな一年になるような…したいような…!





由暁
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はぎのさんちの春待ちコンサート vol.2


宮城県は名取の温かい皆さまに迎えていただき、盛会となりました。


前半は、演奏会名にもなっている「はぎのさんち」の皆さんによる、笑いあり笑いあり(!?)のステージ!手話を使って会場の皆さまと一緒に歌ってみようのコーナーには、私も参加させていただいたのですが…





会場全員が、一人残らず、一緒にやってくださいました。老若男女問わず、一見ぶすっとした表情のお父さんも率先して!!!東京では、なかなか出会うことのできない光景でした。



私は、第2部で"唱歌の四季"などを演奏。
近ごろオペラ付いていたので、母国語の合唱曲を各パート1人ずつでやるということは、新しい刺激を受けることができました。でも終曲までくると、1人テノールはなかなか辛かったな…笑




さて、今回は名取市の閖上(ゆりあげ)という街に滞在したのですが、地元の議員さんが色々なところを見せに回ってくださいました。



閖上は港町、つまり海沿いにある街です。
6年前の震災では、テレビでしかみたことのない津波が実際に襲ってきた場所でもあります。

確かに、復興は進んでいます。学校を建設し、仮設住宅(こちらにも、演奏に参りました)でみんなで寄り添いながら生活を始めたり。


ですが、それ以上に、今も震災後の姿そのままの場所も、本当にたくさんありました。
復興がもう完了しただなんて、とんでもない。そして、建物や施設は時間をかければ戻ってきても、いなくなってしまった大切な人々は戻ってくることはありません。

実際に会えなくなってしまった人がいたり、間一髪で津波の脅威を免れたり、直接お話を伺うことができたのですが、思わず言葉を失うものでした。
目の前の、自分の身の回りの日常が、突然無くなってしまう恐怖と哀しみは、想像するだけで胸のあたりが、なんとも言えない感じになります。



東京で暮らし、歌を歌う自分に出来ることは何か?
歌を歌うことで、流されてしまった家が建つことはありませんが



「震災後、初めて大きな声を出して歌えた気がする」



そう言ってくださった言葉が、気持ちが、とても嬉しかった。

だから、私は私に出来ることをひたすらやろうと思います。










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帰りは、仙台駅で

・ずんだ餅
・ずんだシェイク

堪能!!!






さぁ、今日はオペラ。
《椿姫》アルフレードのアリアと、
《マノン》デ・グリュー役で二重唱

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15:30〜高輪区民センターで。
もし近くにいらっしゃる方は、ご連絡くださいね。




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少し、心の中心が落ち着いたような気がする。
がんばろ。


由暁
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・2月5日(日)
はぎのさんちの春待ちコンサートvol.2
於:宮城県名取市文化会館 中ホール
午後2時開演(1時半開場)
入場無料

出演
”はぎのさんち”
メゾソプラノ:萩野美智子
ソプラノ  :萩野久美子
ピアノ   :萩野真由美

ゲスト
ソプラノ:木和田絢香
テノール:新堂由暁
バリトン:湯澤直幹
ピアノ :水野彰子
 
 
名取市文化会館 HP
 
 
宮城県は名取市に、演奏に参ります。
普段はオペラ作品を演奏することが多いのですが、今回は日本語の唱歌を主に、会場の皆さまにも口ずさんでいただけるような歌をお届けいたします。
 
 
表題の”はぎのさんち”は、文字通り萩野さんファミリーで結成されているグループで、ソプラノの久美子さんとは、昨年西麻布や軽井沢でご一緒させていただきました。
 
楽しく、パワフルなステージをどうぞご期待ください!





東日本大震災が起こった時、私は学部生で、当時は学生寮に住んでいました。

東京でもとても大きな揺れを感じましたが、その後テレビで流れた津波の映像はまさに言葉を失うものでした。
あれから6年、初めて被災地に足をはこびます。
演奏会の前日には、仮設住宅にも訪問し、演奏させていただきます。
 
 
私たちの音楽が、ほんの少しでも何かの役に立つといいな。
まだまだ寒い季節ですが、温かい時間にできますよう。




由暁
 
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