酔っぱライターの酒日記

お酒にまつわる日々のできごとをつづります。


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参宮橋の「居酒屋さつき」は創業37年。

赤提灯に縄のれんという、

昭和レトロを感じさせる店構えです。

 

大将が料理を一人で黙々と作っていると、

快活な女将がお客さんの話し相手をする。

夫婦二人の息はピッタリです。

 

お通しは煮物。

人参、大根、ゴボウ、マグロが

いい具合に煮込まれていて、手が込んでいます。

 

お酒は松竹梅の生冷酒淡辛。

これ、本当に辛い!

辛口好きにはこたえられない辛さでしょう。

 

つまみは旬の空豆。

私は皮も食べる派なのですが、

いいゆで具合で皮までおいしいです。

 

そしてここの名物料理、

ドジョウの唐揚げがやってきました。

レモンを搾り、

ネギと紅葉おろしを入れたポン酢でいただきます。

香ばしさの中に、ほんのりある苦みが酒に合いますね~。

 

ドジョウは水槽に生かしてあるものを揚げるので、

骨まで柔らかく食べやすいそうです。

「ウチは冷凍もんなんか使わないよ」と大将。

 

大将は15歳のとき、

集団列車で会津から東京にやってきたそうです。

それからずっと料理の世界で生きてきました。

店は転々と移りましたが、

板前である自分に、弟子とお客さんがついてきました。

バブルの頃は店の2階で大宴会。

毎日フグやスッポンをおろしていたそうです。

 

千福の三角があったのでお燗にしようとしたら、

女将が「これは冷やしたのがおいしいのよ」と。

お燗と常温しか飲んだことがなかったのですが、

冷酒を飲んでみると、スッキリしながら旨味もあり、

スイスイいけるじゃないですか!

 

「おいしいでしょう?私、これ大好き。

ウチでは一番人気があるわよ。

とくに女性にウケがいいわね」

と、酒好きだという女将が言います。

 

つまみは牛すじ煮込み。

すじは柔らかすぎず硬すぎず、食べ応えがあります。

汁もドロドロしておらずサラサラ。

大将が3時間かけて作った渾身の煮込みです。

旨くないはずがありません。

 

シメは焼きおにぎり。

醤油が染みこんで、

カリッと焼かれた外側は香ばしく、

中のごはんはホカホカです。

ああ、幸せ。

 

「これを食べるとリセットされてまた飲めるのよ」

と女将は言うのですが、

いやいや、今日はもう飲み過ぎました。

ごちそうさま~。

 

 

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