酔っぱライターの酒日記

お酒にまつわる日々のできごとをつづります。


テーマ:
「フレンチ割烹ドミニク・コルビ」は、
「ラ・トゥール・ダルジャン」や
「ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン」
などの名店で腕を振るってきたドミニク・コルビさんのレストラン。


かつての花街荒木町にあり、
フレンチレストランとは思えない、和風の外観です。


カウンターの向こうが調理場になっており、スタッフは全員料理人。
ホールスタッフはいません。
この日はコース料理に合わせて、おすすめの日本酒を出していただきました。

食前酒には土佐の地酒「桂月」の柚子酒。


前菜は和風だしでマリネしたホタテ貝。
上に静岡のジャンボマッシュルームが乗っていて、
生のまま広島の藻塩でいただきます。


魚料理は岩手産サーモンの蒲焼き。
イクラが散らしてあります。
付け合わせは山らっきょう、ヒメダケ、茗荷茸などの山菜。
厚切りのサーモンはレアで味つけは繊細です。


お酒は「神力85」。
神力という戦前の米を85%まで磨いた純米酒です。
磨きが少ないので雑味があるかと思いきや、とてもきれい。
そしてしっかりとした骨太な味わいで酸もあります。
料理の旨みが広がりますね。


次は高知産のトマトと生の野菜のみで、
調味料を一切入れないガスパチョ。
これが激ウマ!
野菜の魅力がぐっと引き出されています。


これに合わせて本日特別に出てきたお酒が、
先ほどの「神力85」の生酒。
一般に販売していないレアものです。
いっそう甘みとなめらかさが増して、瑞々しいガスパチョと合いますね!


次の皿はキノコのフラン。
上にかかっているアイスクリームのようなものは、
豆乳と酒粕だそうです。
その上にさらに板海苔状の昆布が乗っています。
まず冷たい。そして昆布だしの塩味。
しかもキノコの味が濃厚。
旨いです!


メインはシャラン産鴨の炭火焼き。
柚子胡椒のソースが添えられています。
鴨が肉厚でじわっと血が回っているのはシャラン産ならでは。
そして柚子胡椒のソースがびっくりするほど鴨と合います。


出てきたお酒は肉料理に合う「勝山」の暁。
遠心分離搾りの純米大吟醸です。


そしてシェフが選んだ日本酒に合うチーズが大量に!
さすがフランス人ですね~。
これだけでもかなりお腹いっぱいです。


最後はリゾットを少々。
羅臼昆布のだしがきいている和風味で、
ニューカレドニア産天使のエビがプリプリです。


デザートはイチジクのスイーツ。
砕いた麦茶が散らしてあり、香ばしいアクセントになっています。


シメの干菓子にはほうじ茶が用意されていました。
日本人には嬉しいサービスですね。


乳脂を極力使わないので、最後までもたれないですし、
馴染みのある和の素材や調味料に心がほっこり。
素敵な日本酒とフレンチのマリアージュでした。






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