酔っぱライターの酒日記

お酒にまつわる日々のできごとをつづります。


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吞み屋の激戦区新橋で、私が最強だと思う立ち吞み店は「脱藩酒亭」です。
烏森神社裏の路地にある小さな店は、いつも常連さんで賑わっています。


店主の芳賀さんは、広島で飲食店を経営した後、
地元の酒蔵「千福」で酒造りをしていました。
そのため、ここで扱うお酒はすべて「千福」です。


まず手作りのお通しが素晴らしい。
芳賀さんは、毎日2~3品用意していて、
お客さんの好みや飲むものに合わせて出してくれます。
この日は山菜と小エビのおひたしでした。


一杯目は濁り酒。
温めても美味しいというので、ぬる燗にしてもらいました。
コクがありつつ辛口なので、料理にも合います。


つまみはじゃこ天。
小魚のすり身を揚げた練り物で、
瀬戸内のじゃこの味が濃厚です。


次は「神力」。
戦前の神力という米を、当時のまま85%しか磨かずに醸した純米酒です。
じつは「千福」は軍港呉にある蔵で、終戦まで海軍御用達のお酒でした。
「神力」は、戦艦大和にも積まれた千福のお酒を、
当時の米と造りで再現したものです。
燗上がりする良酒で、骨太でしっかりとした味わい。
大和の乗組員は、美味しいお酒を飲んでいたんですね~。


広島といえば牡蠣!ということで、つまみはスモークオイスター。
クラッカーにクリームチーズやオニオンスライスとともに、
スモークした牡蠣が乗っています。
「神力」の力強さとピッタリの味わいです。


最後は小イワシの天ぷらを食べながら、
定番酒の「三角」をお燗でゆるゆると。
小イワシの天ぷらは天つゆに浸かっていて、この汁気が酒に合うのです。


「三角」は冷やでも燗でもいける万能酒。
一日の終わりにこれを飲むとほっとします。


芳賀さんは、温度計を見ながら絶妙にお燗をつけてくれます。
また、オーダーを受けてから調理するので、
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく食べられます。
けして作り置きはしないのです。
そしてどのつまみも旨い!そして安い!

さあ、今夜も脱藩で一人吞みしましょうか。













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