ウィンカーをLED球に交換した時のハザード対策 | よっぱらいの戯言

ウィンカーをLED球に交換した時のハザード対策

カブでウインカー球をLEDにすると

左右どちらにスイッチを入れても

左右両方同時点滅(ハザード状態)になってしまう場合があります

その原因はここにあります


よっぱらいの戯言

 

メーター内のウインカーパイロット配線

どういうことか?

わかりやすくお絵かきで解説してみたいと思います

 

 
 
これを絵と呼べるかどうか(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
しかもわかりにくいw
ちなみに右下の赤いのがバッテリー
その上の黒いのがウインカーリレー
その左のグレーの棒がスイッチ
左端のグレーのモジャモジャ3つは
上が右ウインカー、真ん中がパイロット、下が左ウインカー
ってことなんでつ
わかるひとにはわかるwww
アートってのはそんなもんでつ (⌒^⌒)b うん
 
 
んで、左ウインカーのスイッチを入れると
通常のウインカー球だとこうなります
 
 
赤の矢印は電気の流れです
パイロット球の配線は
使っていない側(この場合右)の電球をアースとして利用しているようです
すでに消費されて、右ウインカーを光らせるほどの電力は無く
球を通過しアースに落ちる
ということだと思います
ところが電球を省電力のLED球にすると
 
 
 
パイロットから右ウインカーのアースに落ちる電力で
右ウインカーも点滅してしまうのです
これがハザード状態になる理由です
 
 
その対策として、追加ハーネスを作ります
そこでこいつの出番

よっぱらいの戯言
 
逆電流防止ダイオード
これを配線の途中に入れると
写真の白テープから赤テープ方向にしか電流が流れなくなります
 
 
適当な配線コードを2本用意して片側を結束し
それぞれコードの中間にダイオードをハンダ付け

よっぱらいの戯言
 
結束方向にのみ電流が流れるよう、ダイオードの向きに注意
ダイオードは熱収縮チューブで保護

よっぱらいの戯言
 
反対側に本体配線への接続用のギボシをつけて

よっぱらいの戯言
 
完成
この追加ハーネス自体は市販完成品もあります
たぶん同じ仕組みだと思います
材料や工具があれば自作の方が安いですけど
一から全部揃えると無駄も多くなりますので
市販品をさくっと買ったほうがいいかも
 
で、でけたこいつを、パイロットランプソケットのハーネスに接続

よっぱらいの戯言
 
今回、ついでにパイロットもLEDにします
LED球には極性がありますので
球のプラス側に繋がるソケット配線(今回は橙線)に追加ハーネスを接続します
もう一方の水色線はアースさせます
今回はヘッドライトのアース線に分岐ハーネスを追加して、そこに繋げました
配線色や極性は車両によって違うかもしれませんので
参考にされる場合は個々で確認してください
で、これを接続するとどうなるかというと
また絵でw
 
 
矢印みたいなマーク付きの青と赤の線が
追加したハーネス部分です
これで左にスイッチを入れると
 
 
 
さらにひどい絵になりますた orz
ダイオードが弁の役目をしますので
右のウインカーまでは電流が行かなくなります
これでウインカー球LED化後のハザードは解消です
しかし気になることが・・・
パイロットに白色のLEDを入れたのですが

よっぱらいの戯言
 
レンズが橙なので良いかと思ったら

よっぱらいの戯言
 
点いたら完璧『白』に見える・・・
ニュートラル(緑レンズ)の方も白LEDが入っているのに
橙はレンズが褪せているのかな
 
そんなこんなで
あん子のウィンカーLED化終了