第5回 経費削減のアイデア
企業の経費削減は、所属する全ての社員が考
えて実行すればより大きな効果が望めます。
毎月かかっている経費の支出一覧を紙に書い
て張り出したり、経費の推移をグラフにした
りして、視覚的に理解してもらう必要があり
ます。
その上で、経費削減のアイデアを募る会議を
行えば、良いアイデアが出てくるでしょう。
良いアイデアを生むためには、その会議に、
経営者や上層部の経費の無駄使いを指摘でき
るような雰囲気があり、指摘されても納得す
る心構えが必要でしょう。
第4回 家賃の値下げ交渉方法
経費削減を考える場合において、固定費を削
減できるのが家賃の値下げ交渉です。
まずは付近の地代家賃の相場を調べて、今支
払っている家賃が適正なのか、交渉の余地が
あるのかどうかを自分なりに調べておく必要
があります。
大家さんに直接交渉するか、管理会社を通じ
て交渉するのかになりますが、契約更新時期
の半年位前の時期がよいと思います。
第3回 経費削減の事例
たは無くすことです。
特に事務所の場合、たった一人が会社で残業
をしているだけで、部屋の電気やコピー機の
電源も入れたままとなり、無駄な出費になり
ます。
また、作業性の高い仕事についても、業者に
頼むという目先の出費を気にし過ぎて、自社
で行ったゆえに、目先の経費は削減できたけ
れど、売り上げが落ちるといった別の面での
弊害が出てくる事があります。
現金が出て行くことにだけ注意を払っている
と、実際は大きな無駄が発生していることに
気がつかない場合も多いので、その点に気を
つけた取り組みも必要です。
第2回 人件費削減方法
人件費の削減は大きく分けて3つの方法があ
ります。
1つめは給与やボーナスの支給額を下げる方
法、 2つめは正社員をパートや契約社員に変
更する方法、3つめは社員を解雇して人員を
減らす方法です。
どの方法を選択しても社員の士気は下がりま
すので、役員報酬カット、経費削減への取り
組みや、普段からガラス張り経営を実施して
いるかどうか、また、経営者の人格も、社員
が人件費削減を受け入れてくれるかどうかの
大きな要素となります。
第1回 経費削減による利益確保
費用対効果をしっかり把握した上で、削減し
ても問題ない経費と削減してはいけない経費
を分けて考えることです。
まず、出費を詳細に書き出して費用対効果を
検討しながら、削減するのか現状維持にする
のかを、しっかりと検討することです。
この費用は絶対に必要だと思っていた経費が、
実は会社の運営にも売上にも何も貢献してい
ない事が判明する場合もあります。