行動科学
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第10回 行動分析のよいところ

 

精神的な分野での訓練は必要なく、望ましい

 

行動を増やし、望ましくない行動を減らすと

 

いう、目に見える行動に焦点をあてて問題を

 

解明していく実用的な方法です。

 

また、第三者が客観的に効果を測定でき、得

 

られた成果は誰にでもわかります。

 

行動分析は他人の行動を変化させうる唯一の

 

方法で、同じ環境下で楽しみながらお互いを

 

高め合える、オープンな制度です。

 

第9回 行動を繰り返させる

 

褒める、認めるという行為は、そこに信頼関

 

係がないと適切な影響を与えません。同じ言

 

葉で褒めたとしても、尊敬する上司からなの

 

か嫌いな上司からなのかで、効果も大きく変

 

わります。

 

望ましい行動を繰り返させるための行為は、

 

信頼関係の上に成り立っており、行動分析は

 

そのような信頼関係を築くための手段でもあ

 

ります。

 

第8回 環境が決める生産性

 

仕事を楽しみながら生産性を上げられるかど

 

うかは、作業内容によって決まるのではなく、

 

仕事を取り巻く環境や条件によって左右され

 

ます。

 

例えば、スポーツが楽しいのは、スポーツそ

 

のものではなく、そのスポーツをしたときに

 

何が起こるかによって、楽しいかが決まるの

 

です。

 

 

 

第7回 報酬よりもチーム制

 

行動科学マネジメントを導入したある会社は、

 

報酬が多いわけではないけれど、社員全員が

 

改善に取り組んで、自発的に仕事に集中して

 

いました。

 

この会社は行動科学に基づいて、チーム制を

 

採用していたのです。

 

誰かの仕事に少しでも改善が見られたとき、

 

上司がみんなの前ですぐに褒めることにより、

 

評価された社員はさらにやる気が出て、結果、

 

会社の業績も上がっていったのです。

 

 

 

第6回 会社の規模や業種を問わない

 

行動分析は人間の行動に焦点を当てているた

 

め、全ての仕事、全ての社員に対して等しく

 

効果を発揮します。

 

上司が部下の行動を変化させるだけでなく、

 

部下もまた上司の行動を変えさせていること

 

もあります。

 

私たちは常に他人を変化させ、自分自身も変

 

化しているという相互作用を理解することが

 

行動分析の理解につながります。