マンサクまであと少し | ごぉいーじーっ! 

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四方香菜Produce Vol.3「マンサク」
いよいよ本番の日が迫ってきました。
会場の「うずめ」さんでの稽古もちらちらと行いながら完成を目指す日々です。

本物の町家(チラシに写っているまさにこの場所で演じます)を使ったお芝居、ということで各回20席限定です。
ということは20席×7ステージ=140名限定。
「これだけにしか見てもらえないのかぁ」と思ってましたが、
なんとまだ空席が結構あるんです。
うーん、悔しい。し、もったいない!!

自分で書いてて言いますが、

私、本当にこの作品大好きなんです。


この脚本の初稿版は私が高校生の頃にはじめて書いたいわば処女作です。
脚本の書き方とかコツとか(ト書きとかどうやって書くん?状態で)
本当になんにもわからないまま書き上げました。
もちろんそんな初稿版は今読み返すとやっぱりアラだらけで、
いかにも初心者、な仕上がりにはなっているのですが…
テクニック云々ではなく、心が入った本がかけてるなぁとは
自分でも感じるところがあります。

ちょっと脚本が書けるようになってきたかな…
という今、リメイクしたものが今回ver。
やっぱりアラはあるし、戯曲賞とか取れるような大層な脚本ではないと思うけれど…

泣きながら脚本を書いたあの日の想いや、そこから人間としていろんなものを見て、経験してきた10年分の心が入って、
さらに人間らしい脚本に成長したのではないかと思います。

演じる側としてもめちゃくちゃ難しい脚本だし、
やっててしんどいなぁーと思うこともしばしば…ですが、
たぶん今後どんな素晴らしい作品がかけたとしても、代表作として大切にしていくであろう作品です。


28歳の誕生日にこの作品に出演できる喜びをかみしめ、
”今”この作品を上演することへの使命を感じながら…
マンサク荘でおまちしています!!