「人生がときめく片づけの魔法」近藤麻理恵/著
隠れ家エステサロンオーナーの『自分が癒されてます日記』
いらないモノを捨ててゆくのではなく、心がときめくモノだけを残して、大好きなモノだけに囲まれた生活をしましょう
という、新しい角度から切り込んだ、片づけのプロ「こんまり」こと近藤麻理恵さんの片づけ指南本です
テレビで紹介されたこともあり、なかなかのブームになっているようです

つい先日、うちの税理士の先生から、「この本はただの掃除本じゃなくて、メンタル強化本ですよ」と薦められまして、さっそく読んでみました

以下は本書の「はじめに」から引用

家の中を劇的に片づけると、その人の考え方や生き方、そして人生までもが劇的にかわってしまうということです。

ひと言でいうと、片づけをしたことで「過去に片をつけた」から。その結果、人生で何が必要で何がいらないか、何をやるべきで何をやめるべきかが、はっきりとわかるようになるのです。


「片づけはマインドが九割」なのです。


わたしもまったく同意見!
実はわたし、片づけには自信がありまして
例えば引越をすると、なんとその日のうちに荷物があらかた片づいてしまうほどです
部屋が狭いわけではないですよ、3~4LDKとかの広さでです

書類や領収書や名刺、電化製品などの説明書などもきちんとファイリングされているので、指定されれば即座に出すことができます
引き出しや棚の洋服も、すべてが見えるように立てて並べています

そんなわたしが、まだまだ甘かったコトに気が付かされた本書です
といいますか、実はわたしの心の中の重荷になっていたことを解消してくれたのです

万が一をと考えて17年分ストックしていた領収証
これを捨てるという発想がありませんでした
邪魔だなとは思っていたのですが、モノがモノなのでどうしようかな、と悩んでいたのです
もちろん、こんまりさんは捨ててしまえ!と言ってくれました
なので真っ先に捨てましたよ!

その感激を、本書を教えてくれた税理士の先生にメールで伝えましたら、慌てて電話がかかって来まして
「領収証は法律で7年分は取っておかないといけないんですけど、どのくらい捨てちゃったんですか?!」
確かに、いきなり領収証バッサリ捨てましたと言われては、税理士としてあせりますよね(苦笑)
大丈夫、7年分はとってあります
捨てたのはそれより以前でございます
^^

また、捨てていいのか迷っていたお役目御免のモノ達、ときめきを感じないモノ達にも、 
「今まで働いてくれて、ありがとう」「あなたのお陰で、こういうデザインが趣味じゃないって気が付かせてくれて、ありがとう」と、感謝の言葉を述べて捨ててゆくことで、タンスの肥やしにするより遥かにモノを大切にしていることになると気が付かせてもらいました

こんまりさんは、すべて自分の手で触ってから残すか捨てるか決めて下さいと言います
そして、片づけに入る前には、その「家」にご挨拶をするそうです
片づけの時の服は、ラフな物ではなく、モノ達に敬意を表してスーツ姿だそうです

彼女の物に対する考え方と姿勢に共感し、感銘を受けました

リバウンド率0%の驚異の片づけ法
 を唱う本書
人生を変えようと思うなら、ぜひ読まれることをお奨めします