5番目に市長選に立候補表明したのは、三浦くにお習志野市議(6期・屋敷・新政習志野)です。親荒木市長派の議員と反荒木市長派の議員が入り混じる新政習志野にあって三浦くにお氏は、明らかに親荒木市長派の議員であり、ここ4年間の市提出の議案に対する賛成率100%は、同じく現職習志野市議で市長選立候補予定のふじもと氏、宮本タイスケ氏と変わりません。


http://www4.plala.or.jp/kuniomiura/


 それだけに市長選立候補表明の記者会見では、「荒木市長の兄弟分・・・」と荒木市長のとの親密さもアピールしましたが、実のところ荒木現習志野市長が4月の市長選挙で推しているのは、明らかに宮本タイスケ市長予定候補です。にも関わらずどうして、三浦くにお氏が市長選に立候補表明したかたいうとその答えを習志野市議会の一般質問で三浦くにお氏が行った市長選の出馬表明野中で話されています。


(下記は、習志野市議会のインターネット中継の録画です。12月9日の三浦氏の一般質問の再質問の最後の方をご覧ください。)


http://www.discussvision.net/narashinosi/2_kaigi_question.asp?start_date=2010/11/25&pass_date=14&day_seq_no=1&movie_publish=-1&KaigiFlg=0


 三浦氏の発言によれば荒木市長から「市長選にでないのか?」と聞かれたことと三浦氏の自身の後援会に習志野市議会でもしも定数削減案が行われた時に、前回下位当選(07年市議選では、1226票で一番得票の多い落選者とは、20票差)の三浦氏は、もう当選できなくなってしまう可能性が高いとから市長選か県議選に打ってでるべきだと勧められたことを上げています。


 まったく習志野市民不在の出馬理由ですね。政策を実現することが目的にあるのではなくて自分が政治家をあり続けるためにどうしたら良いか考えているのにすぎません。記者会見での「市民に届くまちつくる・・・」といった発言やホームページ上に乗るをどれほど信用できるでしょうか?しかし、三浦氏の発言を拾っていくとこれらの発言すら信用できないかもしれないと思えてきます。





 なぜなら4月15日のホームページでは、いまさらながら選挙戦への決意表明で他の候補者への非難(宮本タイスケ氏の市庁舎建て替え政策への利権問題やふじもと氏が右翼的であることへの非難)などを理由としており、また、当初の理由から大きくずれてきており、何が本当だかわからない印象です。)


 そして極め付けは、2月28日づけのホームページの記事に減税日本推薦決定の記事があります。しかし、これについては、減税日本に近い方から推薦依頼であり、決定でない旨のご指摘いただけました。しかもその後も減税日本は、三浦氏を推薦する様子は、見られません。そもそも習志野市では、民主党の全候補者を推薦している減税日本自民党の推薦を受ける三浦氏を推薦するのには、明らかな無理があります。


 にも関わらずこの選挙で三浦氏は、反則すれすれとも思える方法をとって減税日本の推薦をほのめかしています。まず、推薦されてもいないのにブログ記事の減税日本の推薦決定の記事を修正していないこと、また、減税日本を思わせる習志野減税日本なる団体を創りあげて選挙活動を行っていることです。



 これを見ると三浦氏の発言全般の信用性を疑わざるえないということになってきます。減税日本の公式ホームページでも推薦を受けていない候補の詐称の取締り行っています。



http://genzeinippon.com/%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/%e3%81%93%e3%81%ae%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%ab%e8%a8%98%e8%bc%89%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%af%e6%b8%9b%e7%a8%8e%e6%97%a5%e6%9c%ac


 
 

 記者会見での発言以降には、市長選に関する三浦氏の政策や政権公約・選挙公約は、ネット上では、ずっと見られなかったので戦力面だけでなくて政策面でも泡沫候補(まったく勝ち目のない候補)と見ていましたが、4月15日になって駆け込み的に三浦氏のホームページに簡単ながら紹介がありました。しかし、もはやそれ以前に明らかな嘘をつかれている候補者の政策を真面目に読む気には、なりません。



 


 三浦氏の習志野市議会での各議決への態度については、上記の通り基本的に親荒木派の議員なので、なかよし幼稚園跡地売却賛成・ ボートピア習志野賛成・幼稚園、保育園の一元化、民営化賛成など荒木市政の基本政策に賛成したことは、言うまでもありません。しかし、これらは同じ荒木市政完全与党の宮本タイスケ氏、ふじもと氏の両市長予定候補とは、すべて共通していて、政策の違いが見られません。一方、同じ荒木市長与党の公明党とは、外国人参政権への是非(三浦氏は、反対)など発議案などで一定の立場の違いが見られます。


 また、与党系ベテラン議員の多くと同様にここ10年間の本会議でも発言数287回と決して多くない数字で活発に議会で発言していたとは、言い難いです。





  三浦氏は、上記の通り習志野市議会で6期当選の通りベテラン議員です。三浦氏の所属する新政習志野は、前回市議選後に作られた会派(三浦氏が代表)であり、それ以前は、やはり今回市長選に立候補表明している宮本タイスケ氏の所属する習志野政心会に所属していました。駿介さんのブログによればさらに以前は、新進党小沢一郎衆議院議員を中心に作られた政党・すでに解党)に所属していたこともあるようですがそのことを少したつと知らないふりをされていたようですが、現在の三浦氏の態度を見る限り十分に想像できるのではないでしょうか。


http://oask.cocolog-nifty.com/yona/2010/12/post-6193.html


 三浦氏の所属する新政習志野は、反荒木市長の立場が明確な平川氏が所属していることもあって、三浦氏を今回の市長選で会派のメンバーが推しているかどうかはよくわかりません。(三浦氏以外の3人の市議は、ホームページを持っていないので動きがわかりにくいこともあります。)


 三浦氏は、市議会議員としては、保守系無所属の立場で活動していますが、国政では、参議院元副議長で自由民主党山東昭子氏を支援するなど実質的には自民党系の立場です。


 

 ちなみに4月1日づけでエイプリルフールの冗談かとも思われる自民党の決定が伝えれました。荒木市長与党系の3人(三浦氏・宮本タイスケ氏・ふじもと氏)の市長予定候補が同じくして自民党の推薦が決定されました。1人しか選ばれない市長選挙に3人を推薦するとは、なんとも無責任極まりない自民党の対応に言葉もありません。これでは、三浦氏がいくら他の3人の予定候補者と違いをみせようとしても結局のところ、自民党系の荒木市政継続の3候補の一角ということにしかみられません。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110401-00000051-mailo-l12