誰もいないどこかへ

最後の旅。


テーマ:
 9月15日、「苦しみと哀しみの分かち合いの会」が開催されました。

 これは日頃様々な人が様々な形で抱えている苦しみや哀しみを語り、分かち合うことで、この社会には私たちの知らない多くの苦しみがある、という気付きと知見を得ると共に、「より多くの場所で、より多くの人に、自分自身を語る」という経験を積むことで、自らの苦しさを打開する道筋や手立てを探る機会を増やす、という意図のものです。
 今回は祝日開催、ということもあって、7名の方がお越しくださいました。

 基本的には「言いっぱなし聞きっぱなし」のスタイルを取ることにしたのですが、発言者ご本人が「質問もOK」と承諾してくれた場合に限り、参加者同士で対話を交わすのも有り、ということに、会の進行の中で自然になっていきました。
 その代わり、発言の内容は口外無用、という点は、他の自助会の流儀に倣いました。なので、このレポートに関しても、誰がどんな発言をしたのか、という詳細については避けたいと思います。
 時間を3時間と多めに取っていたので、まず初めに、各メンバーが言いっぱなしのスタイルで自らの苦しさを語り、1周目が終わった後は「2巡目」として、1巡目に語った内容の中で重複したものや特徴的だったものについて、みんなで語り合う、という内容になりました。


 なので、このレポートでは2巡目に語られた内容について触れたいと思います。
 今回の内容で特徴的だったのは、「名付けられない苦しみ」と「就業」について、でした。

 参加されたメンバーは、それぞれにそれぞれの境遇を抱え、苦しみを抱えているのですが、いざ、何事かの「当事者」なのか、と言われると、そうではない気がしてならない。
 もちろん、健常者や苦しみを持たない人の輪の中にも入れないので、「コミュニティには属せない、当事者の中では肩身が狭い」という、板挟みのような心境の中で、居場所を失い、孤立感を深めている、という話が、複数のメンバーの中から発せられました。
 なので「何かの当事者の集まり」「何かの属性の人のコミュニティ」ではなく、「とにかく苦しい、つらいという人が立ち寄れるコミュニティ」が必要だ、という提案もなされました。

 そして就業について、やはり人生に躓いた人間が社会復帰を果たすのは、条件的にとても厳しい、という話でメンバーの合意が得られたのですが、メンバーに共通していたのは、「決して頑張っていなかったわけではなく、何とかして周りの人たちに追いつこう、付いていこうと、頑張って頑張って頑張った結果、ついに耐えられなくなってしまった」という点で、努力の果てに、周囲の人に付いて行けず就業が叶わなくなってしまった人は、如何にして生活の糧を得ればいいのか、そのことについて、皆、頭を抱えていました。


 宣伝の際にもそのような募集をかけたのですが、実際に参加してくださったメンバーは、それぞれにまったく違った形の苦しさを抱えていらっしゃって、やはりこの社会には様々な苦しみの形があるのだな、と再認識したと共に、「何の当事者であるか、ではなく、苦しいという心境こそが問題なのだ」という認識を、改めて強くしました。


 最後に、収支報告です。

 支出: 飲食代:839円
 収入(カンパ):3400円
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