こんにちは。


この前、友人から恋愛相談がありまして。

私なりにこたえてみたのですが、もしかしたら同じように悩んでいる方がいるかもと思い書きにきました。




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その友達の相談というのは、元カレとの関係でした。



その彼女は2年前に自分から彼をフリました。


彼のことをとても好きだったけれども、彼の仕事への姿勢とか性格とか色々考えた結果、将来が考えられないと思い

勇気を持って別れを選択しました。



ただ、彼はとても彼女のことが好きで

別れてからも彼女のことが忘れられないことを他の友人から聞いていたそうです。



最近共通の友達の結婚式でその元カレさんに会い、まだ自分のことを好きでいることと直接言われたそうです。


それでも、元には戻れないことを彼女は伝えました。


それで終わりなら良かったのですが

その元カレさんに少し変化がありました。



元カレさんのFacebookの写真が

自分とのデートの時に撮った写真だったそうなのですが

それが別のものに変えられていたと言うのです。


どんな意味があるのかは分かりませんが

自分との思い出の写真でなくなってしまったことに傷ついてしまった自分がいる、というのです。

そして今日は元カレの誕生日。

果たして私は彼にメールを送ったがいいのか。

この気持ちはやっぱり彼のことを好きなのではないか。

元に戻れるのではないか。



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という相談でした。


というわけで

今日は

ヨガから学ぶ恋愛相談

です。





彼女から

「私からメールを送るのは向こうを振り回すことになるかな?」

と聞かれましたが、それはどっちでもいいと思います。

メールを受け取ってどう感じるか、は向こうの問題です。

もしかして誕生日のメールを送って

「なんなんこいつ?」

って怒りの気持ちを生まれさせるかもしれないですし

「俺の誕生日覚えててくれたんやな、ありがとう」

って感謝の気持ちを持てるかもしれないですし。


彼が「メールを受け取った」という事象にどういう意味づけをするかは彼の問題であり

彼女には関係ないのでどっちでもいいんです。





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これ、知ってますか?

アドラー心理学を書いている本ですが、アドラー心理学でいう「課題の分離」です。

もし上のことがわかりにくければこの本をお勧めします。

非常に読みやすく面白いので興味があれば是非読んでみてください。


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彼のことは置いておきましょう。

私が向かい合うべきは

「彼女がどうあれば幸せになれるか」

というところです。


私は

彼女の幸せを考えるならば送らない方が良いのではないか

と思いました。





今の彼女がなぜ苦しんでいるのか?



苦しみの原因は

「彼女が彼のことを好きだから」

ではないと思います。

その原因は

「離れていきそうな彼に対する執着が湧き上がっているから」

ではないでしょうか。

付き合いたくはないけれども私のことをずっと好きでいてほしい

という気持ち。


離れていきそうだからうまく手放せないでいる状態です。








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もしそうであるならば、やはり繋ぎとめずに今しっかりと断ち切るべきだと思います。



執着って派生するんですね。


これ1つの事象で完結すれば問題ないんですが

強欲な人がどんどん物や人・お金に執着するように

持つことに執着すると盗られることに恐怖を覚えるように

一度執着を持ってしまうとそこからどんどん見えない執着が広がりやすくなってます。


なぜなら執着とは心の癖だからです。

あなたの他の思考に確実に影響を与えます。


だからこそ、執着心が湧き出た時はその都度きちんと手離すことが必要です。

そのために今回もメールを送らない方が良いのではないかと思いました。




「これがただの執着なのかよりを戻したいのかわからない」

と言われたのですが、それは私にもわかりません。


ただ、1つ言えるのは

過去の彼女はおそらく

論理的に、状況や将来のこと・価値観の相違などを考慮して出した答えだと思います。


しかし


今の彼女は感情のみによる答えであるはず。



誤解を恐れないで言うなら

今のあなたは
「自分の感情に振り回されている」
状態ではないでしょうか。







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あなたの気持ちが寂しかったり切なかったりするのなら

それは元カレが好きであった証拠なのでそれは否定しなくていいんです。

その辛さが大きければ大きいほど好きだったということ。



だから、そのままでいいんです。



そして、そんな気持ちは彼にしか起きないものなので

彼にも感謝の念を抱くべきだと思います。


ただ、それは感情であるがゆえにとても揺れやすく論理には基づいたものではありません。

きっと過去のあなたは、好きだけれども同じ道を選べなかった理由があるのだから、

その過去の自分の選択を信じてあげて良いのではないかと思います。




「自分からフッといてワガママだな」
と自己嫌悪になる必要もないし


「よりを戻した方がいいかな」
と執着する必要もないし




ただ、彼が「Facebookの写真を変えた」という事実を受け入れ

ただ、過去に好きだった気持ちが湧き上がるのを見守ったらいいのではないでしょうか。





とても寂しいですけれども。


ありのままを見るということ。





とても難しいですね。



良い未来になるよう祈っています。