OUTLOOKより送信したメール添付ファイルが読めない!?とネチケットとマイクロソフト
OutLookのHTMLやリッチテキストで作成したメールを送ったら、もらった相手が「datファイルになって、添付ファ
イルが読めない」とか、文中に罫線を使用したテーブルや画像が、表示されないで相手についた。。。
そんなこと経験したことないですか?
私普段は、ネチケット という、もう死語の世界の言葉かと思われるルールに従って、テキストでメールを送って
おります。
このネチケットというのは当初、限定的な意味で、メールとかWEBで作成されるHPは、世界中の人が見るし、
環境が同じとは限らない(言語、PC、ディスプレイ、OS、ブラウザ等々)から、みんなが読めるよう、見えるよう、
に使ってはいけない文字、色、HTML、JavaScript、CSS等々を使用を最大公約数で、作るのがネット上のエチ
ケットでした。
時は移り、ネットの世界は限定された人たちだけのものではなくなりました。
誰でも情報発信ができるようになり、ネチケットがケチらされるように成りを潜め、むしろ死語になっております。
でもね、いいルールなんです。(以下Wikipedia引用)
環境によって表示や動作が異なることをなくしてすべての環境で同様に扱えるようにする配慮。
■荒らし
掲示板などのネットワークコミュニティにおける荒らしに対する対処。
■他人に対する配慮
インターネットは自分のみが使用しているわけではないので他人への配慮
・不必要に巨大なデータを送らない - サーバがダウンして機能しなくなる場合がある
・場の空気を読む - 一般世界でもある程度必要
・相手の許可なくHTML形式のメールを送らない
はい、今回はそんなHTML形式のメールでの出来事です。
先ほども、書きましたが、普段はテキストメールで送っておりますが、クライアントにわかり易く、理解してもらう
時とか、ちょっと、お茶目なメールを送ろうとした時、HTMLメールで送ることがあります。
事務所内全員に、そのお茶目なメールを送ると、決まって隣の席のBossFuruyaが「中島さん、何送ったの?
なんか装飾した部分が全然ないよ。」とか「添付ファイルがDATファイルになっている」とか言われ、
その都度、「ふ~~~ん、サンダーバード(FireFOXのメーラーです)と相性悪いのよね。他の人は(所内は
みんなOUTLOOK)OK!だから」と軽く流しておりました。
ところがここ来て、クライアントより頻繁に「添付ファイルがDATファイルになって見えないのでもう一度送って
ください」と言われることしばしば。
「はい、送り直します。」といったものの。
相手は、どうもサイボーズを使ってメールを送受信しているようです。
で、「HTMLメールと添付ファイルが原因のような気が。。。」とつぶやいていたら、探してくれました
さすが、BossFuruya
直感は当っておりましたが、原因はコレ!
(WindowsLive「Outlook 2003/2007 でメールを送信すると添付ファイルが消えたり、WINMAIL.DAT というファイルになる問題」)
要は、OUTLOOKで作成したHTMLメールは、Outlook 固有のさまざまな機能やプロパティを、、そして添付ファイ
ルまで、WINMAIL.DAT というファイルにカプセル化してしまうのです。
で、相手が同じOUTLOOKなら、めでたくデコードして、正しく読めるのですが、その他のメーラーからは読めな
いのです。
で、これを回避するには、「レジストリを書き換える」というお勧めしたくない作業をするか、その作業を勝手に
行う、マイクロソフトのサポートページにある「FIX it」 と言う機能を使えば、直してくれます。
すごい
いや、おかしいよね
これ、さもお助けするような、親切機能に見えるけど、チョー迷惑じゃん
マイクロソフト様の仕様が絶対だから、下々どもに合わせるには気が引けるが、うるさいヤツの口封じ程度に
直してやろうか、とか
私どもの仕様は、このようになっておりますが、それ以外にお使いのお客様もご利用できるよう配慮しております。
とでも、いうのかぁ
標準機能に取り込め~~
ネチケットはどこ行ったぁ~
と、ちょっとカゲキに言ってみました
普段の私は、静かです。