依田会計IT室長によるOBC奉行活用術

OBC商蔵奉行を中心とした奉行シリーズの最新情報や活用方法を紹介しつつ、中小中堅企業の経営とITの融合を目指してみたり、みなかったり。。。


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ロイヤルパークホテル 「日産流」で食材管理と接客を改善

中華料理店の在庫を0.45日分削減


という記事が日経情報ストラテジーのサイトに掲載されました。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20090715/333898/


在庫削減といえば、トヨタ流がすぐに思い浮かびますが、

日産ファンの私としてはこの記事は見逃せません。車


確かに、トヨタだけでなく、日産も原価低減活動を日々積み重ねているはずで、最近はトヨタやホンダの陰に隠れがちですが、同様の活動があってはじめて、日本の車産業の一角を占めているには違いありません。


さて、記事の内容はロイヤルパークホテルの館内一番人気のレストランで、食材管理と接客の改善を行い、そこに日産が培った原価改善活動のノウハウを活用したというものです。タイトルにあるように、この成果により、食材の在庫を0.45日分削減できたとあります。


ここで使った在庫削減の対象の選び方「パレート分析」は、どんな業種、どんな規模の企業でも参考になると思います。


パレート分析とは、その出現頻度によって分類し、頻度の高いものを中心に管理するという考え方です。

今回の事例では注文数の多い料理を選び、その料理に使われる食材を中心に検討を行なったそうです。これが卸売りや小売業なら、販売数量を基準に頻度の高いものを管理するということです。

考え方は間違っていないと思いますが、私なら金額ベースで見ますね。
が、そこはそれぞれの会社によって重要度が異なってくるでしょうし、金額が出すために非常に工数がかかってしまうといった理由なども考慮し、今回は数量ベースで検討した可能性もありますので、一概に判断は出来ません。

いずれにしても、重点を絞って、その在庫がどのように動くのか、まず注文を受け、発注し、納品され、販売にいたるその経緯を検討し、必要数だけを発注するという検討が必要です。特に、この事例のように食材の場合、在庫に賞味期限が加わりますので、在庫管理はさらに慎重に行なわないと、廃棄量が増えれば増えるほど、お金をどぶに捨てることになるわけです。

いつも思うことがあります。

ここに、10万円の在庫があります。この商品はもう売りようがないので、あきらめて廃棄します。
そういうあきらめ(判断)も、経営には間違いなく必要です。

しかし、お金を払って仕入れたのに、そのまま捨ててしまうのです!
この10万円の在庫廃棄は、お金をどぶに捨てることと同じだという認識が必要です。

また、粗利益率10%の商品なら、10万円を稼ぐために、100万円の売上が必要です。
100万円の売上を稼ぐのに、営業の皆さんがどれだけ苦労しているのか、良くご存知のはずです。
しかし、10万円の在庫と同じだけの価値があることをどれだけの人が理解しているのでしょうか。

在庫削減は一朝一石にはなしえません。
トップの強い意志と、不断の努力、従業員全員の意識の高さ、どれ一つかけても成功しません。

基礎となるデータは皆さんの会社の販売管理システムに眠っています。

社内の人間だけでは継続が難しいかったり、パレート分析のためのデータを取り出すことが難しいこともありますので、そういう時はコンサルタントを雇った方が結果的に大きな成果を上げることが出来ることもあります。私もそのようなご要望に少しでもお役に立ちたいと常に思っています。

最後はPRのようになってしまいましたが、今回日経情報ストラテジーの記事を読んで、改めてどこの会社も悩み、試行錯誤し、がんばっているんだなと思った次第です。

(相変わらず、堅いなぁ。。。)

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