4月21日週 の日経225(週足)は、前週比285円高の18,621円で引 けました。始値18,240円、 高値18,648円、 安値18,225円。

5週ぶりの上昇です。週足は、上下にごく短かいヒゲのある中陽線となりました。足組が「陽の切り込み線」(前週の実体の中心以上に陽線が伸びたもの)となり、切り返しての上昇を暗示しています。

26週移動平均線も大きく割り込んだ本格的な調整も、底入りとなった模様です。26週移動平均線とのかい離が455円から225円に縮まりました。

 



週初の17日は、ザラバで18,225円まで下げましたが、そこから切り返し、わずか20円ながら前日比プラスとなりました。

翌日から週末前日までもみあいましたが、週末は窓を空けての上昇を見せ、4月14日の高値18,532円と4月18日の高値18,547円を終値で上抜きました。


これによって、それぞれ、目標値18,672円(E計算値)と18,667円(V計算値)が発生しました。

’16年11月9日の安値16,112円から3月2日の高値19,668円までの上昇に対する押しのメド、38.2%押し18,310円を先週達成し、今週4月17日には4月6日に発生した目標値18,221円にあと4円に迫り、ほぼ達成した格好です。

底入れとしては17,900円どころと見見方ると先週述べましたが、標準的な押しのメド38.2%押し達成したところで予測通り切り返し、このまま底入れとなる可能性が高くなりました。
 
終値基準の波動カウントおよびトレンドラインについては、6月の終値15,576円から始まった大勢(月足)第3波(中長期上昇トレンド)が進行中で、そのもとで、11月4日週の終値16,905円から始まった中勢第3波が進行中と見ています。

小勢波については、3月13日に終値19,634円で第1波が終わって第2波が始まり、4月14日の終値18,336円で終わり、第3波が始まった可能性が高いと見ます。

SAR値による日経225の相場の転換判断については、3月22日に売り相場に転換し、 本日、現値がSAR値を下回る値幅が82円になり、明営業日にこの幅を超える上昇があると買い相場に転換する状況です。
 
騰落レシオ(25日)は、3月14日に天井の127%をつけて反転したあと、4月17日に68%をつけたところで切り返し、本日、78%となりました。(警戒ゾーンの下限:120%、底値ゾーンの上限:70%)
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php

なお、4月21日(金)の日経225(日足)は、前日比190円高の18,621円。
始値18,592円、 高値18,648円、 安値18,542円。

1営業日ぶりの上昇です。日足は、上下に短いヒゲのある小陽線となりました。