クラッシュのこと

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気付いたら今年に入ってからガクっと更新頻度が落ちてますな。まあこのblogの話題は割りと限定したことに絞ってるんで、今年に入ってからあんまりライブも行ってないしそんなにレコードも買ってないし・・・。最近何を聴いてるかというと、80’Sハードコアだったり初期パンだったりします。それで今年になって、クラッシュのアルバムをアナログ(もちろん解説付きの当時の日本盤)で買いなおした。まさかこのBlogを見ている人でクラッシュを聴いたことない人はいないと思うが、自分はたしか中学生か高校1年生の頃に初めて聴いたかなあ。やっぱりロック好きの少年としては、セックス・ピストルズって避けて通れないじゃないですか。で、ピストルズの次に何が来るかって言ったら、これもクラッシュしかあり得ないでしょう。一番最初に聴いたアルバムがLONDON CALLINGということもあり、当時スラッシュメタルなども並行して聴いていた自分の第一印象は「けっこう普通のロックだなあ」って感じだった。速さでいったらスラッシュメタルとは比べ物にならないし、ピストルズって唄い方がパンクだなあって感じじゃないですか。それらと比べると、LONDON CALLINGはやっぱり普通に感じてしまった。その後、WHITE RIOTも近所のレンタル屋でレンタルして(笑)、テープに落としてよく聴いてた。その頃はクラッシュを特別良いとは感じてなくて、その他のバンドと一緒な感じで聴いてたけど、実に10年以上ぶりにアルバムを通して聴いたらほとんどの曲が一緒に口ずさめる部分があったりして、やっぱり頻繁に聴いてたことは確かなんだなあと。


高校生の頃に、パンクブームっていうのがあって。それはメロコアブームよりももうちょっと前の話で、音楽的な要素はほとんど関係ない、ピタッとしたTシャツやボンデージパンツなんかのファッション的なものだった。さすがにボンデージパンツを履いてる奴はあんまり見なかったけど、まあそういうブームに乗った何人かは学校にもピチTを着てきたりしてた。それが「Sex Pistols」って書いてあったりするんだけど、さすがにピストルズは知ってたと思うけど、そういう連中が普段何を聴いてたかというとルナシーとかだったりするわけで。何故か今でも覚えてるんだけど、高校2年の修学旅行のときににクラッシュのTシャツを着ていった(笑)。でも、そのTシャツに反応した人間は誰一人いなかったですね、ハイ。一学年300人以上いたと思うんだけど、ピチT着るパンクブームやメロコアブームに反応した人間はたくさんいたけど、クラッシュを聴いてた奴はあの学年には5人くらいしかいなかったんじゃないか?まあ謎ですが。そんな思い出話。


その後自分はハードコアのほうに行っちゃったんで、クラッシュもあまり聴かなくなりLONDON CALLINGもいつのまにか売っちゃったんだけど、聴き返すといかに凄いバンドだったかというのがこの年になって改めてわかる感じ。ジョー・ストラマーも死んじゃったし、LONDON CALLING以降はあまり評価もよくなかったみたいだけど(自分は未聴)、これからアナログで集めるのも悪くないかななどと思っています。こういうのも 出てるしね(笑)。ちなみに、むかしクラッシュで一番好きだった曲はなぜかREVOLUTION ROCK。




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Marquee Moon

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ど~も最近、ただ速かったりノイジーだったりするバンドをあまり聴く気になれず・・・パンクロックっぽいバンドを多く聴いています。年のせいなのか精神的なものなのでしょうか。今までハードコアバンドをやってた人が、新しいバンドではパンクロックをやる、みたいな・・・。そんなわけでTELEVISIONはそんな気分にはぴったりでした。これは77年リリースの1stアルバム「MARQUEE MOON」。NYパンクの「知的」や「文学的」というイメージはパティ・スミスと、このTELEVISIONによるところが大きいそうです(考えてみたらRAMONESもDEADBOYSもあんまり知的なイメージないし)。一応、TELEVISIONはNYパンクの代表的なバンドのひとつとされているけど、パンクロックというのがセックス・ピストルズ(のイメージ)に代表される、粗野で乱暴で下手くそな初期衝動をぶつけるロックンロールを指すとしたら、TELEVISIONはパンクじゃない。このアルバムで聴けるサウンドは一分の隙も無いように練り上げられて構築された、ほぼ完璧なロックンロール。もちろん多分にパンク的な要素を含んでいるんだけど、初期衝動や暴力衝動とは無縁なものに思える。TELEVISIONの結成は72年ごろでそれ以前もNEON BOYSというバンドをやっていたそうで、アルバム発表前から(メンバーがパティ・スミスと付き合ったりしてたこともあり)何かと話題だったそうで、このアルバムを出す頃には恐らく十分ミュージシャンとして成熟していたものと思われます。映画「AMERICAN HARDCORE」で、70年代のアメリカのパンクバンドは演奏がうまいミュージシャンがパンク的なことをやっていただけ、というような事が語られていたけど、TELEVISIONもそういったバンドのひとつだったんでしょう(映画ではネガティブに言われていたけど)。なにはともあれ完成度の凄く高いアルバムです。ちなみにタイトル曲「MARQUEE MOON」のイントロとチャットモンチーのシングル曲「恋の煙」のイントロが酷似しています・笑。

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ロクな更新をしないままもう一月も半ばを過ぎてしまいました・・・。まぁあんまり出歩いていないんで・・・。このまえグラスルーツのナチュラルレゲエ行ったけど。今年はライフスタイルの変革を目指したいと思います。って去年もそんなこと言ってたような。今年1発目の音源紹介はこのまえ買った裸のラリーズの2枚組みLPです。以前の記事 に書いたように、ラリーズの公式音源は3枚のCDのみなので当然ブートですが、中古で売っててラリーズの音源にしてはかなり安かったので購入。これ、ブートのくせにレコ屋によっては1万円以上の値段つけてるとこもありますからね。しかもジャケットはコピー紙貼り付けただけだし、曲目のクレジットも無し、レコードのラベル面も何も記載が無い手抜き盤。まあアナログで出してくれただけいいとしなければいけないか。内容は公式音源のひとつ、77年のライブ音源CDをアナログ化したもの。このライブ音源は裸のラリーズの最高傑作ともされている音源で、ファズギターのノイズにまみれた音像の中に、彼らの伝説の一片を見ることができます。でもラリーズって一聴して「いい!」って思うようなバンドじゃないんで聴くにはそれなりの心構えがいりますね。他にもブートがたくさん出ているけど、値段が高いしきりがないので集めようという気にはならず・・・。もしかしたら本人が小遣い稼ぎにブートをたくさん作ってるのかもしれないけど、次の公式音源が出るまでは(出るのか?)この77年のライブだけでいいかもしれない。安ければいいんだけど。