最近観た『マリアンヌ』 という映画は

予想をはるかに超える作品でした。

『バック・トゥ・ザ・ヒューチャー』  や 『フォレスト・ガンプ/一期一会』 などを手掛けた

ロバート・ゼメキス監督の映画です。

世界観やメッセージ性などが秀逸で、ひたすらに感動しました。

映画の序盤で

マリアンヌがマックスにこんな質問をします。

「夢って叶うと思う?」

私は、映画を見終わってから

この質問の深さに気づいたのです。




みなさんは 「夢が叶う」 という言葉を聞くと

どんなことを連想されるでしょうか。

女性も夢を追いかける時代になりましたので

仕事に関することや、何らかの自己実現に関連して

「夢を叶えたい」 と思う人は少なくありません。

マリアンヌは、この質問をした時

自分の夢が何かについて語っていません。

そして、映画が終盤へと進んでいくと

彼女の夢が明らかになっていきます。

それは 「愛する人に愛をささげること」 なんですね。

これは、凄まじいメッセージ性として

私の心に飛び込んできました。

おそらく、男性より女性の観客の方が

このメッセージ性を受け取る率が高いのではないでしょうか。

社交的かつチャーミングで、妖艶な面もあるマリアンヌが

意外にも堅実な夢を追いかけていたというギャップも

観客を魅了する要素だと感じました。




この映画の素晴らしいところは

こうしたメッセージ性が押しつけがましくないことなんです。

マリアンヌが全身全霊で、本心から家族を愛していたということが

ジワジワと伝わってくるのです。

人間は誰しも煩悩の生き物ですから

こういう映画を見て魂を浄化することが必要なのかもしれません。

大切な人のことをこんな風に深く愛せるようになりたい。

そう思わせてくれる映画です。